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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第134話(第2部再開)
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う。いつ進軍してきてもおかしくない第三・第四機甲師団は当然として、メンフィル帝国軍を迎撃する為にな。」

「ほう……!?」

「メンフィルはともかく、機甲師団がこのタイミングで乾坤一擲(けんこんいってき)の手に出ると……?」

カイエン公爵の答えを聞いた二人はそれぞれ興味ありげな表情をした。



「報告を聞く限りメンフィルは正規軍を支配下に置いた可能性が高い。バルヘイム宮爆撃等数々の卑劣な行為を行った奴等なら自分達の被害を抑える為に捨石として機甲師団をぶつける可能性が高い。”紅毛”に”隻眼”、そしてその後に来る”英雄王”を始めとしたメンフィルの将達ならば二人にとっても相手に不足はあるまい。”黄金の羅刹”に”黒旋風”――――我らが貴族連合が誇る”英雄”たる二人には。」

「「………………」」

カイエン公爵に問いかけられた二人はそれぞれ黙り込み

「……成程……この上なく”そそる”じゃないか。」

「ハハ―――いいだろう!ならばこの場は(こう)の口車に乗るとしよう……血湧き踊る――――至高の戦場に立つためにな!」

それぞれ好戦的な笑みを浮かべて戦意を高めた!
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