暁 〜小説投稿サイト〜
艦隊これくしょん【転移した青年の奮闘記】
北方作戦
第11話 北方作戦の前哨戦 U
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
……アナザーサイド……



前衛の第三水戦が接敵。敵は軽巡ヘ級2隻からなる水雷戦隊で、陣形は複縦線の反航戦だった。


≪ゴオォン……!≫

最初に動いたのは飛行場から出撃したと思しき敵攻撃隊だったが……

≪ゴオォン……ドドドド……ズガァン??≫

神通「全艦、砲撃開始!」

≪ドンドンドンッ……グワアァンッ??≫

飛鷹と隼鷹の烈風,あきつ丸の烈風改の敵では無く、敵攻撃隊は全滅。更に横須賀鎮守府が誇る第三水戦と、3隻の戦艦からなる2個支援艦隊の砲撃の前に歯が立たず……


≪ズズズズ……≫

ものの1時間掛からず、敵は皆轟沈して終了。しかも味方の損害はゼロ、完全勝利だった。

ーーーーーーーーーー

川内「何だ、準備運動にもならない程弱いな」

長門「落ち着け、まだ突破口を開けた訳じゃないんだぞ」

神通「我が艦隊を追尾する敵艦隊の反応有り、数6!」

敵の弱さに余裕たっぷりな川内だが、それはまだ前兆に過ぎない。その証拠に敵艦隊は次々と現れる。

川内「!見えた、あそこだ!」

『!』

川内が接近する艦隊を目視で捕捉。指を指す方角には…、


≪ザザ〜〜〜……!≫

『……』

次に姿を現したのは、空母ヲ級からなる航空艦隊。その中には戦艦タ級までいた。

アイオワ「電探に感あり!北から三つ、南から二つの敵艦隊が接近中!」

長門「くっ……厄介だが仕方あるまい。ペースアップをして息切れになったら終わりだ、このままのペースで行くぞ!」

『はい!』

次から次へと押し寄せる敵艦隊に嫌気がさす長門だが、脱出への活路が開けない以上は仕方ない。新手の敵艦隊に警戒して戦力温存を計り敵艦隊目掛けて突入を開始した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから1時間程が経過。
あれから10回に渡る戦闘を繰り返したが、結果は味方の損害ゼロで圧勝だった。

川内「やれやれ、結局夜戦は無しか……」

那珂「それじゃあ勝利の記念に、那珂ちゃん元気良く唄いま〜す♪!」

長門「ボヤくな、後唄うな」

ボヤいて唄おうとする川内と那珂に痺れを切らし、長門がキツく咎める。


だがその時……

神通「!左舷後方より新たな敵艦隊の反応を確認!それも今までより大きな反応です??
数6、距離20000、近いです??」

『!』

長門「何だと??」

更なる敵艦隊の反応を神通の電探が捉えた。それも今までとは全く異なる反応との事で、長門達に緊張が走る。

アイオワ「!見えました!あそこです??」

『!』

その時、長門と並走するアイオワが敵艦隊を目視で確認。その方向にいたのは…、


≪ザザ〜〜〜……≫

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ