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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第126話
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「………あの二人だからこそできる事ね。」

「ええ………」

二人の協力技を見ていたミントがはしゃいでいる中マリーニャは苦笑し、エクリアとシュリは微笑み

「って、こら――――――ッ!何で勝手にあたし達の協力技(コンビクラフト)を完全にパクった上、しかもあたし達の目の前で使っているのよ!?」

「まあまあ、別にいいじゃないか。」

二人に怒鳴りつけているエステルにヨシュアは苦笑しながら宥めていた。



「ヒィィィィィッ!?」

「な、生身で装甲車を破壊するだと!?」

「奴等は化物か!?」

一方兵士達は悲鳴を上げ

「私達は”化物”なんかじゃない………」

「俺達を呼ぶに相応しい言葉。それは………」

サティアとセリカは静かな口調で呟き

「「”戦女神”!!」」

それぞれ同時に武器をそれぞれ”天秤の十字架(ラクスリブラクルース)”と”絆の神剣(リブラクルース)”に装備し直して、それぞれの剣を構えて叫んだ!



「―――行くぞ、サティア。少しでも早く争いを無くす為に。」

そしてまるで再会を喜んでいるかのように光輝く”絆の神剣(リブラクルース)”を構えたセリカはサティアに視線を向けて言い

「うん……!」

セリカの言葉に頷いたサティアはセリカと共に戦闘を再開し、エステル達も戦闘を再開した!





〜クロスベル市〜



「何とか課長たちと連絡を取りたいけど……なんだ?この青白いモヤは?」

一方その頃市内に潜入したロイドは青白いモヤに包まれた周囲を見回し

「毒ガスや催眠ガスの類いって訳でもないわよね?」

「私達が攻めて来た際に備えて何らかの”儀式”を行ったのかもしれないわね……」

「生物に影響がないといいのだけど………」

「さすがにそこまで愚かな事はしないと思うのですが……」

カーリアンは周囲を警戒し、ロカは真剣な表情で推測し、エオリアは心配そうな表情をし、リタは真剣な表情で呟いた。



「まるで僧院や塔で出ていたような………」

「何となくですが………以前リフィア捜索の時に入った”僧院”の雰囲気に似ている気がするのですが……」

「た、確かにそうですね。それに人通りも………全然ありませんね。」

エリィとエリゼの意見に頷いたノエルは不安そうな表情で呟き

「まあ、街の外で戦闘が起こっているから避難してるんだろうけど………」

「お父さん達は大丈夫かしら?」

「……いくら何でも民に手をかけるほど(ディーター)は愚かではないだろう。」

「そんな事をすれば、民達がどんな反応をするかわかりきっていますしね……」

「………………………」

ワジは考え込み、セシルは
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