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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜精霊達の怒り〜
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ると、閃光が空を埋め尽くした後轟音と共に超越した大爆発が起こった!

「う、うああああああああっ!?」

「め、女神様―――――ッ!?」

爆発の煙が消えると飛行艇の残骸や無惨な姿になった飛行艇の中にいた領邦軍の兵士や操縦士、整備士達の死体が次々と高原に降り注ぎ、まだ生きている者達は恐怖の表情を浮かべながら地面に激突して無惨な死体となった!



「馬鹿なっ!?」

「空挺部隊がぜ、”全滅”……」

「ヒィィィィッ!?」

「ば、”化物”……!」

それを見た機甲兵の操縦士達は狼狽え

「おのれ……!突撃!いっきに詰め寄って畳みかけろ!”ニーズヘッグ”も全員突撃せよ!」

シュピーゲルからは怒りに震えた様子の操縦士の声が聞こえ

「イ、イエス・サー!」

了解(ラジャー)。」

そして機甲兵や猟兵達、軍用魔獣の混合軍がリィン達に突撃した。



「イフリート、フローラ!貴女達の出番ですよ!」

「承知!火の同胞達よ、精霊の怒りの炎で愚か者達を焼き尽くせ!」

「はい!風の同胞達よ、風の怒りを今こそ思い知らせて差し上げなさい!」

突撃して来る領邦軍を見たリザイラの指示によってイフリートとフローラはそれぞれ精霊達と共に詠唱を始め、イフリートとフローラが長い詠唱をしている中火の精霊―――”ファマ”と”ファラ・ヌイ”がまず魔術を放った!



「大熱風!!」

「メルカーナの轟炎!!」

「うおおおおおおおっ!?」

「ぎゃああああああ――――ッ!?」

「あ、熱い、熱い……!」

「クッ……!炎の壁があって近づけん!」

火の精霊達が一斉に放った火の魔術は機甲兵の中にいる操縦士達にも熱さを伝わらせ、生身の猟兵や軍用魔獣にも酷い火傷を負わせたり焼き尽くしたりした。

「大竜巻!!」

「双竜の大竜巻!!」

火の精霊達に続くように風の精霊達―――”シルフィ”、”ジルニー”がそれぞれ魔術を発動し、風の精霊達によって放たれた魔術によって戦場に無数の大竜巻が発生し、火の精霊達が放った火の魔術と合体して炎の渦と化し

「ぎゃああああああ――――ッ!?」

「グアアアアアアアアア―――――ッ!?」

炎の渦に巻き込まれた者はその身を焼き尽くされ、機甲兵の中にいる操縦士すらも機甲兵の隙間から入って来た炎によって絶命させた!



「骨まで焼き尽くされるがいい!――――メル=ステリナル!!」

「風よ、雷よ、我が呼びかけに応え、我らに仇名す者達を塵と化せよ!――――リーフ=ファセト!!」

「グギャアアアアアアアア―――――ーッ!?」

「ガアアアアアアアア―――――ッ!?」

イフリートとフローラによる最高位魔術によって
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