暁 〜小説投稿サイト〜
fate/EX=zero
天才少女の月旅行
対戦者発表
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の維持をするのも大変でしょうにそんな魔術回路で聖杯戦争に参加するなんて愚かですわね」



確かに戦闘する上では強い女だがここではあくまでサーヴァント同士が戦う

聖杯戦争でならこの女自体は大した脅威ではない





ピピピピピピピ!と携帯端末が音を立てる

「あら、第一暗号鍵が発生したようですわね、それではアリーナで会いましょう」






第一暗号鍵

まぁ、鍵という名前からわかる通り決戦場へ入るための鍵だ

第2までありアリーナという戦闘をするフィールドまで取りに行かないと失格となる


「さて、アリーナに行くか」

いや、その前に購買の方で準備がしたい


「購買はどこにあったっけな」
予選では校門から保健室の間しか移動しないので校内についてあまり詳しくないのだ

「案内しましょうか?」
話しかけてきたのはNPC……みたいに存在感のないマスターだった


「俺、臙条 巴って言います」

「えっと、ありがとう私は…」

「佐々野さんでしょう?ここに居るマスターであなたを知らない人はいないですよ」

「そう……とりあえず案内お願いできる?」









「すごい」
案内してもらい購買に来たのだがその品ぞろえに驚いた

サーヴァントの回復アイテム等だけでなく礼装まで置いてある
他にもヒュドラの毒まである

お金はありったけ持ってきたので色々試したくなるがとりあえず今は必要な物だけ買う

エーテルと魔術結晶

脱出用にリターンクリスタル
状態異常に備えて治療薬

「おまけです」

店員におまけで渡されたのは消費型のコードキャスト

一昔前に流行った幻影を見せる懐中電灯だ
結局すぐに幻覚が本物かどうか見分けれるような技術がでたせいで一気に廃れたのだが

「仕入れたのは良いんですけど売れないんですよ」

この店員はそのことを知らないようだ





「それで臙条さん、まさか本当に親切心で案内してくれたわけではないよね?」

「ええ、その俺と組みませんか?」

「組む?」

1人しか優勝できないのに協力なんてできるのか?

「対戦でマッチングするまでは協力しあえないか?ってことです、それに俺のサーヴァントは神代の魔女です、あなたの魔術回路をどうにかできるかもしれない、どうです?」

神代の魔女……か

キャスタークラスのサーヴァントならもしかしたら私の魔術回路を直せるかもしれないな

「でもどうして私と?」

「俺は正直才能がありません、そこらへんのマスターと同程度かそれ以下です、俺だけではレオや遠坂には勝てない」

「…………少し考えさせて」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ