暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL17 射撃訓練
[1/10]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「改めまして………私はラグナルの最後のアーマー、アーベントよ。アーちゃんとでも呼んで」

焔との再会後、また博士の後ろから焔達と同じ位の大きさの少女が現れた。……いや、大きさは焔達と大差ないが、女性と言った方が良いかもしれない。

「これが自分の身体ね………これで私もマスター達と同じように生活できるのね」

長い金髪の髪を後ろに束ね、肩を出すようにウェアを羽織り、ノースリーブのスーツによって強調される大きな胸は焔やユリと比べて年上なのが分かった。

「………」
「私が言うのも何だけど、胸の大きさなんて気にしなくても充分焔は可愛いわよ」
「べ、別に気にしてなんか………」

と言いながらも誰がどう見ても落ち込んでいた。

「マスター、夜のご奉仕が必要だったら言ってね。小さい身体だけど精一杯尽くすから」
「ぶっ!?」

不意に突拍子も無い事を言ってくるアーベントに何も飲んでもいないが噴き出すようなリアクションを取ってしまった。

「何言ってんだお前は!!」
「マスターも年頃の男の子でしょ?さっきは頑張ったしご褒美で………」
「いいよそんなの!!」
「そう?………残念」

と残念そうに呟くが、口元が小さくニヤリとしていたのを見逃さなかった。

(こいつ一番厄介なのでは………?)

背中に感じる女性陣の冷たい視線を一身に受けながらそう考える。

「どうしても発散したかったら遠慮なく言ってねマスター」
「無いから大丈夫だ!!」





















さて、翌日から早速アーベントの練習を始めた。

『マスター遅い!!』
「ちくしょう………!!」

複数のドローンめがけてパルチザンランチャーを発射するが殆ど当たっていなかった。

『機動力に関しては大分付いていけてるけど、攻撃がそんなんじゃ相手を倒せないわよ』
「分かってるけど………」
「まあ難しいとは思うが、流石に酷すぎるのではないか?」
「ディアまで………」

本日講師件相手役のディアにも言われ更に落ち込んだ。
昨日キリエに当てられたのもマグレだったようで、動いた状態であれば20%、止まってる場合でも40%が良いところである。

「銃筒が長いのも命中が安定しない原因だろう。長い分照準がブレるだろうし………」
「因みにアーベント、銃筒を短くすることって………」
『出来ないわよ』
「ですよね………」

予想通りの答えを聞き、項垂れながら呟く。対加藤桐谷用にこのアーベントを1日でも早く使いこなしたいのだが、先が全く見えない。

『そもそもパルチザンランチャーはブンブン回転させながら撃ってるのよ?オーバーリミット時にはパルチザンブラスターにも変化するし、これ位で
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ