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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
第121話
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して2人はお互いに距離をい一端取った後

「せいやぁーっ!」

ヴァルターはクラフト――レイザーバレットをジンに放った!

「とりゃっ!雷神脚!!」

しかしジンはクラフトを放つ事によって、攻撃を回避すると同時にヴァルターを攻撃した!

「ちっ!?」

ジンの攻撃が命中したヴァルターは呻いたが

「そら、そらぁ!」

クラフト――インフィニティコンボをジンに放った!

「ぐぉっ!?」

ヴァルターの攻撃が命中したジンは呻いた後、一端後ろに後退して



「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…………はっ!」

自分自身にクラフト――真・養命功を放って傷を回復した!

「せいっ!!」

そしてヴァルターは再びジンに攻撃を仕掛けた!

「たあっ!!」

しかしジンも攻撃を仕掛けて、お互いの攻撃は相殺された!

「こおぉぉぉぉっ………!」

攻撃を相殺されたヴァルターは拳を構えて、気を練り始め

「おぉぉぉぉぉっ……!」

対するジンも拳を構えた状態で気を練り始め、そして!

「ふん!!」

ヴァルターは寸勁によって大ダメージを与えると共に敵の攻撃力を一時的に下げるクラフト――ゼロ・インパクトを放ち

「せぇぇぇい!!」

ジンは気を練った事で普段以上の威力があるクラフト――真・月華掌を放って相殺した!

「クク………予想以上にやるな。だが、こいつで終わりだっ!」

攻撃を相殺されたヴァルターは不敵に笑った後、すざましい速さで攻撃を開始した!

「はっ!ふんっ!」

ヴァルターはすざましい威力が籠った気の弾を2回ジンに放った!

「ぬおぉぉぉぉぉぉ!はぁっ!!」

しかしジンは全身にすざましい闘気を纏って、気の弾の攻撃を無効化した!

「おらおらおらぁ〜っ!」

そしてヴァルターはSクラフトを放とうとしたが

「泰山玄武靠!!でやぁぁ!!」

「ガハッ!?」

逆にジンのSクラフトが命中し、大ダメージを受けた!

「こおぉぉぉぉ…………」

一方Sクラフトを放ち終わったジンは自分を落ち着かせて、油断なく拳を構えて、ヴァルターを睨んだ!

「クッ……。てめえ……いつの間にそこまでの功夫を……」

「ヴァルター……あんたは確かに天才だ。だが、その才能ゆえにどうしても積み重ねが欠けるんだ。そして功夫とは、愚直なまでの繰り返しの鍛錬で積まれてゆく……。だからこそ格下の俺の拳があんたにも届くんだ。」

エステル達が装甲獣達を掃討し、2人の状況を見守っている中、信じられない表情で呟いたヴァルターの言葉にジンは静かに答えた。

「………………………………。ククク……格下か。ジジイのやつはそうは思ってなかったみたいだぜ?」


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