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ユーノに憑依しました
レイジングハートを探しました
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「探すのに苦労しましたよ、三徹目なので部品組んでる間は寝かせてください」
「あはは、無茶するねー、子供なんだから寝なきゃ背が伸びないよ、クロノ君みたいに」
「僕の事は余計だ!!」
「チビは嫌なので気をつけます」
「うむ、大変よろしい!」
「エイミィ!」

 いつもの夫婦漫才が終わった、ヤバイ、本格的に眠い。

「それじゃ、一度士官学校に戻ってデータ集めてからパーツ揃えなきゃね」
「仮眠室あります? そこで寝ときます」
「あるよー、夕方までぐっすり眠っときな、後はマリーと一緒にやってるからさ」
「よろしくお願いします」
「あ、そうだ、フェレットモードになっちゃいなよ、鞄に入れて連れてくからさ、ね」
「おー、それは名案、ではお言葉に甘えて」

 フェレットモードになった所で俺は力尽きて寝た。


 目が覚めるとどこかで嗅いだ事のある匂い、そして車で移動中か?
 ……あいつ等免許持ってたっけ? いや、これは……。

「……リンディさん?」
「あら、ユーノ君おはよう――って言ってもまだ夜だけど……丸一日寝てたみたいよ?」
「久々に二十四時間突破して寝たか……何処に行くんです?」

 後部座席から外を見るとミッドの市街地の様だがどこかで見た景色だな、何処に向かう景色だっけ?

「聖王教会よ、ミッドに居るならカリムさんから連れて来る様に言われてね」
「ああ、最終調整はとっくに終わってる筈なのに、今更何の用だか」
「最近顔出してないんでしょ? 私に会うのも久しぶりじゃない?」
「クロノ達とも久しぶりでしたよ、レイジングハートは?」
《此処に居ますよ》

 首にしっかり下がっていた。

「ふむ、調子はどうだ?」
《大変良好です》
「そうか、定期メンテナンスの説明があったら後で教えてくれ」
《了解しました》
「その子が前に言っていたデバイス?」
「ええ、俺の相棒です」
「そう、見つかったのね」
「おかげさまで、クロノ達はどうしました?」
「先に帰したわ、晩御飯は一緒にどう? あの子達も喜ぶわ」
「時間的に考えて遅くなりそうですからまた今度ですね、教会から直帰しますよメッセージは入れておきます」
「そう、残念ね」
「次の出航はいつですか?」
「今日帰ってきたばかりだから当分はお休み」
「そうですか、疲れてる所すみません」
「良いのよこれくらい、子供がそんな事気にしないの」
「お世話になります」
「ええ、もっと頼りにして頂戴」

 ちなみに、リンディさんとはクロノ達と出会ったその日に合流した。
 長旅から帰ってくるリンディさんに手作りでおいしい物を食べて貰おうというパーティーの買出しだったとかで。
 ちょいと荷物が多くなりすぎてリンディさんを呼ぶ事になり、そのままお呼
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