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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第六話 日々精進です。
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ともあって、本家から見捨てられて、お父様
は自殺、お母様は私を伴って、実家に帰ったわ。本家からは「断絶ダぁッ!!出ていけェ!!
二度とローメルドの名前を名乗るなァ!!」なんて言われたけれど、お断りよ。だって前世
と同じ家名なんだもの。こっちの方がしっくりくるんだもの。おじいさまとお母様に話した
ら、二人とも笑って許してくれたわ。精一杯の抵抗と意地を貫くってやつね。
 さてと、イルーナ教官とフィオと3人で話したところだと、やっぱり女子士官学校はイルーナ教官とアレーナさんの指図で出来たみたい。そこから女性登用の道を開いて、最終的には私たちも提督としてラインハルトの麾下に加わるってことね。うん、いいんじゃないの。私たちだって一応前世で一個師団を指揮して戦ったもの。規模は全然違うけれど。
 そうときまれば、ここで頑張って成績優秀で卒業して実地部隊に配属されるように頑張るわよ!!


グリンメルスハウゼン子爵邸 
■ アレーナ・フォン・ランディール
 今日もグリンメルスハウゼン子爵のところにお邪魔していろんな話を聞いているところよ。いや、それにしてもこの爺様の情報量のすごい事、情報網のすごい事。昼行燈なんて言われているけれど、どうしてどうしてなかなかの食わせ物よ。
 それにしても良かったわ。私の両親がリベラルなおかげで、御稽古ごとなんかにはそれほど時間を割かれなくてすんでいるから。でも、それもおしまい。今年の冬から行儀見習いの名目、そしてご学友として私もノイエ・サンスーシに行くことになっちゃったの。あ〜それだけはいやだったのに!!
散々駄々をこねたけれど、さすがに両親もこればっかりはとすまなそうだった。なんでも皇帝陛下直々のご指名のようだからね。チェッ!!私としては噂のカロリーネ皇女殿下にはまだ会いたくなかったんだけれどな。
 ま、なまじ敵の懐に飛び込むわけだから、これ、最大限利用しなくちゃね。カロリーネ皇女殿下が私を右腕に、なんていうことがないように祈りたいけれど、まぁ、そうなったらなったで打つ手はイルーナと話しているから大丈夫だけれどね。
 さぁてと、宮中生活はとても窮屈だろうから、今のうちにのんびり遊んでおきますか。

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