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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、秘密組織の目的を知る
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言わんばかりにトリとラッコの2匹は大空へと飛び立っていった……。

「ちょっと今の何なのよトリとラッコは?!今アンタが私達に秘密を喋ったって報告に行ったんじゃないのなんてことしてくれたのよぉおおおお!!!!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!本当にごめんなさい!!!本当にごめんなさいつい口が滑って……」
「ついで済むかぁああああ!!!!」

半狂乱になりながらビビに掴み掛りガクガクと震わせるナミ、まあ気持ちは解らなくないが……。ビビは泣きながらひたすらに謝罪の言葉を述べ続けている。

「七武海だってよ!!」
「悪く無ェな、なあレウス?」
「……俺は、なんて一味に入っちまったんだ………今更だけど」
「ぁあああんもう!なんで偉大なる航路に入った途端に七武海に命を狙われなきゃいけないのよぉ!!レウス行くわよ!!!」

涙ながらレウスへと詰め寄るナミ、そしてその迫力に思わず硬直してしまうレウスはそのままずるずるとナミに引きずれていく。

「ちょちょナミちゃん何処行くの!?」
「顔はまだバレてないのよ!?貴方に乗って逃げるのよ!!」
「って首首首!!!しまってるしまってる!!!?」

レウスに乗って逃走を図るが、そこへ再び登場したトリとラッコの二匹のアンラッキーズ。ラッコが握っているスケッチブックには見事なルフィ、ゾロ、ナミ、レウスの似顔絵が描かれ完成させるとまたどこかへと飛び立っていってしまった。

「これで逃げ場も無いって訳ねぇえええ!!!!」
「面白れ〜なあの二匹」
「つうかそもそもレウスに乗って何処に行くつもりだったんだよ」 

因みにレウスはナミが掴んで引っ張った服が首を見事に締め軽く意識が飛びかけている。

「まあ兎も角これで俺たちは"バロックワークス"の抹殺リストに載っちまったって訳だ」
「ニヒヒヒ!ぞくぞくして来たな!」
「ゲホゲッホ……首がァ……息がァ……」
「ご安心なされ!」

顔を上げるとそこには……ビビと似た服装と化粧、髪型をしたイガラムがそこに居た。余りに強烈な見た目にレウスはめまいを起こすのであった。

「ざぐ……ゴホッ! マ〜ママ〜♪ ……策がございましてよ」
「口調まで真似する必要あるかそれ、それとすっげえ不気味だぞ」
「そうか、そっくりだと思うぞ俺は」
「否誰にだよ」

格好こそ不気味極まりないがイガラムの策とはこうだ。まずイガラムはビビに成りすましながら4人分のダミー人形を連れて一直線にアラバスタに向かう囮になる。その間に自分達は通常の航路でアラバスタを目指すっという物だ。

「良いのかいイガラムさん」
「これが最善の手です。ビビ様の為なら喜んで命を張りましょう」
「……良い根性してるよアンタ。ルフィ、ビビちゃんを送るかどうかはお前が決めろ」
「つ
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