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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第150話
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ゃだし……ごめんね〜、やっぱり明日の朝でもいいかなぁ?」

「いや、もちろん大丈夫です。」

リィンの答えを聞いたトワは真剣な表情で考え込んだ後リィンを見上げた。



「―――リィン君。それにZ組の他のみんなも。改めてになっちゃうけど……ガレリア要塞の件はありがとう。」

「あ……いや、頭を上げてくださいよ。もう何度もお礼を言われてますし。それに、あれは成り行きというか教官達を手伝っただけですし……」

トワに頭を下げられたリィンは呆けた後慌てた様子で言った。



「ううん、それでも君達はわたしにとって命の恩人だよ。あの時、わたしは通商会議とは別のフロアにいたけど……それでも、列車砲が発射されてオルキスタワーを直撃していたらたぶん助からなかったと思う。」

「それは……良かったです。会長が無事でいてくれて。」

「えへへ、ありがとう。あ、あんまりしつこくお礼を言うのもなんだし、このくらいにしておくねっ。」

「(うーん……本当に律儀な人だな。)そうだ、これから商店街で買出しって言ってましたよね?ひょっとして結構、荷物になるんじゃないですか?」

何度もお礼を言うトワの様子を苦笑しながら見守っていたリィンは話を変えた。



「うーん……それなりに、くらいかな?あ、そう言えば本屋さんで頼んでいた資料も来てたっけ……むむ、雑貨屋さんに行ったら一度戻らなきゃかも……」

リィンの質問を聞いたトワは困った表情で答えた後ある事を思い出して考え込み

「その、良かったら荷物持ちを引き受けますよ。いつもお世話になっているお礼ってわけじゃないですけど。」

トワの呟きを聞いたリィンは手伝いを申し出た。



「い、いいよぉ。さすがに申し訳ないし。その、すごく助かるけどそこまで手伝ってもらうのはちょっと心苦しいっていうか……って、すごく助かるとか催促してるわけじゃなくて〜!」

「はは……」

勝手に自爆している様子のトワをリィンは微笑ましそうに見つめた後ある事を思いついた。



「……それなら、代わりに相談に乗ってもらえませんか?実は学院祭の出し物のことでちょっと困っていて―――」

そしてリィンはトワを手伝う名目を伝えた後、荷物持ちを務め、トワと共に多くの店を回り終えると既に日は暮れ、夜になっていた。


〜夜・トリスタ〜



「ふう―――これで終わりっと。わわっ、もうこんな時間!?」

店を出て一息ついたトワは既に夜になっている事に慌て

「はは……日が暮れるのも少し早くなってきましたね。それにしても会長がこの店の常連だとは思いませんでしたよ。」

慌てているトワをリィンは苦笑しながら見つめた。



「あはは、ミヒュ
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