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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
見ないでください!!
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「ミラちゃ〜ん!!こっちにビール二つ!!」
「は〜い!!」

マカオさんに呼ばれてビールをお盆に乗せてカウンターからそちらへと出ていくミラさん。いつもと変わらないように見える何気ない動作。しかし、今日の彼女はいつもと少し違う。
紺色のチューブ型のトップスに同色のボトムにスカーフを合わせ、その上にエプロンを被る格好をしている彼女。そう、今ミラさんはリュウゼツランドの時に見せた水着姿になっているのだ。
いや、彼女だけではない。ギルドの中を見回すと、至るところに水着姿の女性陣がその上からエプロンを重ねるというなんとも恥ずかしい格好をしている。

「シリルちゃ〜ん!!」
「うっ・・・」

だが、俺はその男なら喜ぶべき状況であるにも関わらず、素直にそれをすることができない。その理由はおおよそ皆さんも分かりきっていることだろう。
そう・・・俺も同じような格好をしているからだ。

「シリルちゃん!!早く早く!!」
「う・・・うん・・・」

まだラッシュガードに男物の海パンだからなんとか許容範囲かもしれないが、ギルドの中でこんな格好をしていると考えるとすごく恥ずかしい。恥ずかしくてなんだか泣けてくる。

「シリルちゃん!!」
「わかってるってば!!」

そしてこの状況を作り出した原因である少女に呼ばれ、そちらに歩いていく。そんな俺の顔を見てニヤニヤしている銀髪の少女を見て、殺意を覚えたのはきっと俺だけじゃないはず。
なぜこんなことになっているのかというと、それは遡ること数時間前・・・
























「ここがギルドじゃ」

ようやく聞き慣れてきたフレーズと共に開かれるギルドの扉。そこから姿を現したのは四人の少女たち。

「うわっ、ホントに来ちゃった」

ウェンディと一緒にココアを飲んでいると、こちらに手を振っている一人の少女が目に入る。銀色の長くサラサラの髪をした、お人形のように可愛らしいその少女は、チョイチョイ隣に立つ同ギルドの女の子のお尻をタッチしながらギルドの中を見回していた。

「どうするウェンディ?逃げる?」
「え?さすがにそこまでしなくてもいいんじゃない?」

今日の留学でやって来たのはエルザさん以上の剣の腕を持つとさえ言われるカグラさんがいるギルド、人魚の踵(マーメイドヒール)。女性だけのギルドということで、当然のことながら留学に来たのも女の子たちのみ。その中にいる一人の少女、こちらに手を振っていたのは、大魔闘演武で友達になったセクハラっ娘、ソフィアである。
彼女は基本的に女の子が大好きだ。彼女のセクハラの被害にあったのは絶対に片手では足りないことだろう。そして、ソフィアはなぜか俺にも他の女の子のようにボディタ
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