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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜二大国の想定外〜後篇
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情で声を上げた。



「フム……その書状は後で今回の作戦に協力したメンフィルへの”報酬”としてプリネ姫に渡した方がいいな。」

「……そうですね。公表するにしても後々の事を考えれば私達が公表するのは都合が悪いですし、現時点で不必要に敵を増やす訳にはいきませんしね。ギュランドロス様もよろしいですよね?」

ヴァイスの言葉を聞いたエルミナは考え込んだ後ギュランドロスに視線を向け

「おう、いいぜ。」

視線を向けられたギュランドロスは頷いた。



「ねえねえ、リ・クアルー。死体なんて見ていても気持ち悪いだけだし、さっさと火葬してあげてよ〜。」

「全く、私の炎を何だと思っている?―――灼熱の大熱風!!」

その時リリエムに視線を向けられたリ・クアルーは呆れた表情で溜息を吐いた後炎の魔術でギデオンの死体を焼き尽くし、焼き尽くされたギデオンの死体は塵になった!



「エル姉、これで第一段階は終わりだよね?後は”どっち”かが来るのを待つんでしょ?」

「……その前にテロリスト達の武装を解除し、拘束します。”彼ら”が来る前に手早く済ませますよ!」

パティルナに尋ねられたエルミナはテロリスト達を見回して指示を出し

「さぁてと。”どちら”が来るんだぁ?俺としては”赤い星座”の方がいいんだけどなぁ?」

ギュランドロスは好戦的な笑みを浮かべて呟いて自分達が来た方向を見つめた。



「お前が言うと本当にその通りになるから洒落にならないんだよな……」

「確かにこの男が言うとそうなりかねないわね……」

「赤い星座と対峙する確率は二分の一の上、そこに今までのギュランドロスの予想の的中率を含めると、かなりの高確率になります。」

「フフ、そうよね♪なんてたってギュランドロス様なんだから♪」

ギュランドロスの言葉を聞いたヴァイスは苦笑し、エルファティシアは溜息を吐き、アルは淡々と言い、ルイーネは微笑んでいた。そしてヴァイス達はテロリスト達の武装の解除。拘束を行い始めた。そしてルファディエル達とヴァイス達。それぞれがテロリスト達の拘束を終え、少し時間が経つとルファディエル達が予想していた人物達が広間にやって来た……………



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