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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜遊撃士訓練への参加要請〜後篇
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た、大陸に数人……」

(”光の剣匠”もその一人でしょうね……)

リンの説明を聞いたロイドは信じられない表情をし、プリネは静かな表情で黙り込み

「フム?”神格者”と比べるとどちらが強いのだろうな?」

「さすがにそれはわからないけど、少なくとも”神格者”に届く程の力はあるでしょうね。」

メティサーナの疑問を聞いたエルファティシアは苦笑しながら答えた。



「まあ流石に”理”とまでは言わないがこれからも精進することだね。」

「ええ、わかりました!」

リンの講釈にロイドが頷いたその時、アラーム音が聞こえて来た。



「おっと、そうこうしている間に次の時間が来たね。」

「うん、お互いにちょっと急がないとヤバイ感じね。」

「やはり随分とお忙しいんですね。」

「ああ、特に今は通商会議のおかげで色々とタイトでね。」

「それだけにミシェルのシフトが重要なんだけど………今はそれが数分単位で刻まれちゃってるのよ。」

「全く、本来ならサポート側のメティやご主人様達まで遠慮なくこき使う事といい、遊撃士協会は人使いが荒すぎだぞ!」

リンとエオリアの説明に続くようにメティサーナは文句を言った。



「話を聞く限り大変そうですね……」

「というか私からしたら”神殺し”が人間の仕事を手伝っている時点で信じられない出来事なんだけどねぇ。」

「フフ、確かにそうですね。」

3人の話を聞いたエリィは驚き、エルファティシアとプリネは苦笑していた。



「ふふ、といっても適度に休んでいるけどね。それじゃ私達は失礼するがみんなも精進を怠らないようにね。」

「またね〜、ロイド君たち。」

「はい、どうもありがとうございました。」

その後リン達と別れたロイド達は一端休憩する為に車で支援課のビルに向かった。



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