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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第126話
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列車が到着するとB班のメンバーが列車から降りて来た。



「あ、いたいた!」

「リィン、こっちこっち!」

「ほら、急ぎたまえ!」

「一応席は確保してる。」

「―――それでは大尉。」

「またねー、クレア。」

「ええ、どうか気を付けて。」

そしてクレア大尉がリィン達を見送ろうとしたその時、サラ教官とクロウが降りて来た。



「おっと、凄い美人じゃん!」

「げげっ……嫌な予感がしたけど。」

クレア大尉の顔を見たクロウは喜び、サラ教官は嫌そうな表情をした。その後リィン達は列車に乗り込み、列車を見送ったクレア大尉に鉄道憲兵隊員が近づいてきた。



「―――08分隊より連絡。”双龍橋”の方に目立った動きはないそうです。」

「同じく21分隊より連絡。戦闘用の高速車両の展開を完了しました。」

「……了解しました。アイゼングラーフの通過まで気を抜かないようにしてください。アイゼングラーフのクロスベル市への到着をもって全分隊をシフトDへ移行します。」

「イエス・マム。」

「”帝国解放戦線”……本当に現れるのでしょうか?」

「ええ―――間違いありません。」

部下に指示を終えたクレア大尉は部下の質問に重々しい様子を纏って答えた。





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