暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
第12話
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
葉が気になった。

「だったらマノリア村まで様子を確かめに行ってみるか。ついでにガキどもをここに送ってくりゃあいい」

「あ、それもそっか。」

「わあ………その提案、とってもいいね!」

「あら……いいんですか?」

アガットの申し出にエステルは頷き、ミントは嬉しそうな表情をし、テレサは驚いた後尋ねた。

「えへへ。気にしないでください。美味しいお茶とお菓子のお礼です。」

「それと、慰めてもらった礼もしなくちゃならねえしな。」

「も、もう……!」

アガットの指摘にエステルは恥ずかしさが蘇って顔を赤らめた。

「クスクス……。わかりました。それではお願いしますね。」

「行って来ま〜す!」

そしてエステル達は一端孤児院を出た。



〜メ―ヴェ海道〜



「しかし、あの院長先生は相変わらずのおっかさんだったな。女王もそうだったが……ああいう人には頭が上がらないぜ。」

「あはは、アガットでもそんな風に思うことがあるんだ。うん、あたしのお母さんともちょっと雰囲気が似ているかな。」

「そう言えばそうだね!お祖母ちゃんと先生………なんだか似ているね!」

アガットの言葉に頷いたエステルの言葉にミントは同意した。

「そうか、オッサンの……。確か、10年前の戦争でお前を庇って、大怪我を負ったって言ってたな……。」

「まあね。でも、リフィアや聖女様のお陰で怪我はすぐに治って、今でも元気だよ!」

「………………………そうか。…………………」

エステルの話を聞いたアガットは複雑そうな表情をした。

「どうしたの、アガット?」

「いや……何でもない。それよりとっととマノリアにガキどもを迎えに行っちまうぞ。」

「はーい!」

そしてエステル達はマノリア村に向かった………………







[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ