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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第113話
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クターはサラ教官にファイルを渡した。



「―――現時点で判明している”帝国解放戦線”のメンバーだ。幹部連中も一部判明している。」

「なるほど。一応、礼は言っておくわ。」

「礼ついで”英雄王”―――いや、メンフィル帝国は何の為に”姫君の中の姫君”と”蒼黒の薔薇”をよりにもよって”通商会議”の時期に”特務支援課”と関わらせる事や”六銃士”の動きとかを教えてもらいたいんだがね?」

「そんな事、あたしが知る訳ないでしょう。”剣帝”にでも聞けば?」

レクターのボヤきに答えたサラ教官は背を向けて去ろうとしたが、レクターが呼び止めた。



「それと―――クレアからアンタに伝言だ。」

「……聞こうじゃない。」

「『彼らの狙いの本命は”クロスベル市”にあり……それと連動して、深刻な事態が帝国内で起こる可能性があります』―――だとさ。」

そしてレクターは重々しい様子を纏って仲間からの伝言をサラ教官に伝えた。





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