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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第107話
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よろしくお願いします、エヴリーヌさん。」

「ツーヤの?ん、よろしくね。」

セレーネの自己紹介を聞いたエヴリーヌは目を丸くした後頷いた。



「は、初めまして!自分は畏れ多くもエヴリーヌ様と同じプリネさんの護衛についている―――」

その時リィンが緊張した様子で自己紹介をしかけたが

「ああ、お兄ちゃんから聞いているよ。”はぐれ魔神”と”精霊王女”、後ヴァイスの娘を従えているプリネの護衛の訓練兵だっけ?別に挨拶とかいらないから。めんどくさいし。後、呼び方とかも好きにしていいよ。え〜っと、学院生の間は互いに平等だってレンが言ってたし。」

「ハ、ハア……」

「もう、エヴリーヌお姉様ったら……リィンさんに失礼ですよ?」

興味無さそうな表情で言ったエヴリーヌの言葉に冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、プリネは呆れた表情で溜息を吐いた。



「それと――――エヴリーヌが来たからにはこれ以上プリネとイチャイチャさせないからね。」

プリネの言葉に頷いたエヴリーヌは殺気を纏った目でレーヴェを睨み

「やれやれ………臨時とはいえ仮にも教官の立場の俺がそのような事をする訳がないだろう。」

睨まれたレーヴェは呆れた表情で溜息を吐いた。



「もう、エヴリーヌお姉様ったら……」

「完全に小姑になっていますよ……」

その様子を見守っていたプリネとツーヤは呆れ

「へ〜、”魔弓将”が”姫君の中の姫君(プリンセスオブプリンセス)”を溺愛しているなんて、初めて知ったよ。」

「ハハッ、よくわからんが、色々な意味で面白くなってきそうだな。」

ミリアムは興味ありげな表情で見つめ、クロウは陽気に笑った。



こうして……”Z組”に新たなる仲間達が加入した……!
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