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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第98話
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晩餐会が終わったその後、エステル達は自分達の部屋に戻った後、一端ジンと別れ、ヒルダが待っている侍女の控室に行く途中、以外な人物達に出くわした。



〜グランセル城内・廊下〜



「おや、君たちは……」

「あ……!」

「リシャール大佐……」

自分達に近付いて来た人物――リシャールと傍に着き従っているカノーネを見たエステルとヨシュアは表情が強張った。

「フフ……。エステル君とヨシュア君か。こうして面と向かって話すのは初めてではないかな?」

「え……」

「最後に言葉を交わしたのはダルモア市長逮捕の後でしたね。でも、大佐が僕たちのことを覚えているとは思いませんでした。」

リシャールが自分達の事を覚えている事に2人は驚いた。

「交わした言葉は少なかったが君たちは非常に印象的だったからね。気になって調べてみたら驚いたよ。まさか、カシウス大佐のお子さんたちだったとはね……」

「そ、その事も知ってたんだ」

自分がカシウスの子供である事を知っているリシャールにエステルは驚いた。

「はは、伊達に情報部を名乗っているつもりはないよ。……カシウスさんには彼が軍にいた時にお世話になった。それこそ……言葉では言い表せないほどね。」

「………………………………」

エステルはリシャールが言っている事が真実かどうか、見極めようと真剣な表情で見ていた。

「どうだろう、これから少し話に付き合ってくれないだろうか?君たちとは、前から一度、個人的に話をしてみたかったのだ」

「ええっ!?」

「………………………………」

リシャールの申し出にエステルは驚き、ヨシュアは警戒した。



「あ、あの、大佐殿……。これから公爵閣下との打ち合わせがあるのでは?」

また、傍にいたカノーネも驚き、慌てて尋ねた。

「少しくらい遅れても構わんよ。そうだな、話すのだったら奥の談話室を借りるとしようか。アルコール抜きのカクテルでも振舞わせてもらうよ。」

「そ、それでしたら私がお作りしますわ!」

「いや、それには及ばない。君は公爵閣下の所に行って私が遅れる旨を伝えてくれたまえ。」

「りょ、了解しました……」

リシャールの伝言にしぶしぶ納得したカノーネはエステル達を睨んだ。

「……………………(ギロリ)」

(ゾクッ……)

カノーネに睨まれたエステルは冷や汗をかいた。

「……それでは失礼しますわ。」

そしてカノーネはどこかに去った。

「さてと、私たちも談話室に向かうとしようか。それでは付いてきたまえ。」

またリシャールも談話室に向かって、歩きはじめた。

「あ……。(ね
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