第68話
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のかもしれない。」
ブルブランの話を聞いたヨシュアは納得した様子で頷いた。
「………………………………」
「しかし、まさか姫殿下がこの場に来られたとは……。私の崇拝を受け入れる気になったと考えてよろしいかな?」
「残念ですが……私は貴方の期待に応えられるような人間ではありません。真に気高き人間であるならどうして迷ったりするでしょう。”アルセイユ”を陛下に返す時、私は答えを出さなくてはいけない。私は……その時が恐いのです。」
ブルブランに尋ねられたクローゼは否定の言葉を答えた後不安そうな表情になって答えた。
「クローゼ……」
「……………(クローディアが答えを出したのならば私も答えを出さなければならないな…………前世の時と違い、私が愛人の子と知っても母上共々私達を暖かく迎え入れてくれたアリシア祖母上や亡くなった父上達から受けた恩に報いる為にも………)……………」
「フハハ!その畏れこそが気高さの証!地を這う虫けらが焦がれて止まぬ翼の輝きなのだ!」
クローゼの答えを聞いたエステルは心配そうな表情をクローゼを見つめ、レイスは目を伏せて黙り込んでいる中ブルブランは高笑いをしながら答えた後、ステッキを構えた!するとエステル達の左右に巨大な人形兵器が2体現れた!
「!」
「わわっ!?」
「強襲用人形兵器、”バランシングクラウン”!」
「さあ、見せてくれたまえ!影横たわる地すら照らし出すその輝きを!」
そしてエステル達はブルブラン達との戦闘を開始した!
「それっ!」
「邪霊一閃!!」
戦闘開始時ブルブランが先制攻撃代わりに投擲した特殊なカードにすぐに反応したレイスは凄まじい速さでカードを次々と斬り落とし
「朧!!」
「フフ………」
ヨシュアによる背後からの強襲に対してすぐに反応したブルブランはステッキで防御し、元の位置に戻ったヨシュアに人形兵器達は自分の身体から糸のようなものを放った!
「!!」
敵の攻撃に気付いたヨシュアは一端後退して、回避し、そしてオーブメントを駆動させ
「そらっ!」
「スターストローク!!」
「せいっ!!」
ケビンとクローゼ、エステルはそれぞれ遠距離から一斉にブルブラン目がけてクラフトを放った。
「フハハハハ………!」
しかしブルブランは不敵に笑いながら分身するクラフト――シャドウキャストを使い、3人に分身した!3人の攻撃は分身体のブルブランに命中した為、本体には当たらなかった!
「纏めてぶっ潰れろ!魔王地顎陣!!」
「グッ!?」
その時ルークの広範囲を攻撃するクラフトによって分身体ごと纏めて攻撃されたブルブ
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