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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第67話
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ねた。



「ああ、知っての通りこの帝都は途轍もなく広い。ある程度絞り込まないと動きようがないだろうからね。そこでA班には”ヴァンクール通り”から東側のエリア……B班には西側のエリアを中心に活動してもらうことになる。」

「”ヴァンクール大通り”…………」

「帝都を貫く大動脈にして皇城に通じる目抜き通りか。」

「うん、帝都駅から北にまっすぐ続いているんだけど……」

「かなり大ざっぱだがそこでわけさせてもらった。それでは各班、受け取りたまえ。」

そしてA班とB班はレーグニッツ知事からそれぞれの実習内容が書かれてある紙が入った封筒と、住所のメモと鍵を貰った。



「こちらの封筒はいつもと同じ実習課題をまとめた物として……」

「こちらの住所と鍵は……?」

それぞれ渡されたリィンとアリサは班のメンバーと共に住所に書かれてあるメモや鍵を見つめた。



「アルト通り……僕の実家がある地区だ。」

「なんだ、そうなのか?」

住所を見て目を丸くしたエリオットの言葉を聞いたリィンは驚き

「うん、でもこの住所にはちょっと見覚えがないけど……」

エリオットは住所を見つめて考え込んだ。



「ヴェスタ通りというのは西の大通りだったかしら?」

「ああ、庶民的でかなり賑やかな通りだが……父さん、もしかして?」

アリサの疑問に答えたマキアスはある事を察してリィン達と共にレーグニッツ知事を見つめた。

「ああ、帝都滞在中のお前達の宿泊場所とその鍵だ。A班B班、それぞれ用意しているからまずはその住所を探し当ててみたまえ。ふふ、ちょっとしたオリエンテーリングといった所かな?」

レーグニッツ知事の話を聞いたリィン達は入学式でのオリエンテーリングを思い出し、それぞれ冷や汗をかいた。



「おっと、そうこうするうちに時間が来てしまったな……」

腕時計に示されてある時間を見て目を丸くしたレーグニッツ知事は立ち上がり

「と、父さん?」

立ち上がったレーグニッツ知事を見たマキアスは戸惑った。

「これから夏至祭の準備で幾つか顔を出す必要があってね。悪いが、今日のところは失礼するよ。―――そうそう、帝都内では君達が持つARCUSの通信機能も試験的に働くようになっている。それでは実習、頑張ってくれたまえ。」

「ちょ……!」

そしてレーグニッツ知事は部屋から出て行った。



「はあ……」

「えっと、何というか……」

「帝都の知事閣下というからもっと厳格そうな人をイメージしてたんだけど……」

「えっと……親しみやすい方ですね。」

疲れた表情のマキアスの様子を見たリィンと
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