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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第45話
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の方は、連絡階段を渡ったホームにてお待ちください。



「えっと……タイミングが良かったわね。」

「ふふっ、そうですね。」

「この調子で帝都でもタイミング良く乗り換えができるといいですね。」

「ええ、今回行く場所は両方とも遠いですから、この調子でスムーズな乗り換えをしたいですね。」

アリサの言葉にエマとプリネ、ツーヤは頷き

「……そうだな。」

「……ん。」

ラウラとフィーは微妙な空気をさらけ出しながら答え、その様子にアリサ達は冷や汗をかいた。



(相変わらずのようだな。)

その様子を見ていたユーシスは小声で呟き

(まあ、こちらのことは心配しないでくれ。あの二人のこともツーヤと協力して何とかフォローしてみよう。)

(ちょ、ちょっと難しそうな気もするけど……)

(そうか、わかった。)

(よろしく頼む。)

マキアスとエリオットの言葉にリィンとガイウスはそれぞれ頷いた。その後リィン達は列車に乗り込み、席に座るとシャロンからもらった朝食を食べ始めた。

〜列車内〜



「へえ……このサンドイッチ、美味しいな。」

「ええ、それに栄養バランスもちょうどいいですね。」

「ハム、レタス、チーズ……それにピクルスも挟んでいるのか。」

「ふふっ、シンプルな素材を下ごしらえが引き立てていますね。塗っているバターも一工夫しているのかしら?」

「紅茶の淹れ方も完璧……レモンの風味と甘さもいい。なかなか大したメイドを雇っているじゃないか?」

リィン達がそれぞれ朝食の感想を言い合っている中、リィン達と同じように満足した様子で紅茶を飲んでいたユーシスは感心した様子でアリサを見つめた。



「…………♪」

アリサが座っている場所の傍に置いてあるバスケットの中にある葡萄をミルモは嬉しそうな表情で一生懸命食べ続け

「雇っているのは母だけどね。ま、実際メイドとしては大したものだと思うわよ。家事全般に各種接客はもちろん、RFグループ会長である母のスケジュール管理もしてたから。」

ミルモの様子を微笑ましそうに見ていたアリサはリィン達にシャロンの事を説明した。



「そ、それって……」

「どう考えてもメイドさんの仕事じゃない気がするんだが。」

「ええ、それだけ優秀なのにどうして私の所に来るんだか……どう考えても母様と一緒に何か企んでるとしか……ブツブツ。」

エマとリィンの指摘に頷いたアリサはジト目で独り言を呟き始め、アリサの様子を見たリィン達は冷や汗をかいた。



「まあ、好意は素直に受け取っておくべきだろう。」

「そうですね、こうして朝早くに用意する
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