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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
外伝〜動き始めた運命〜後篇
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狂戦士”………(ヴァルターと同じタイプか………厄介だな。)」

ソフィの疑問に答えたジューダスの答えを聞いたヨシュアは考え込み、新たな強敵の登場に気を引き締め

「僕の方こそ聞きたい。一体どこで奴と会い、剣を交える事になった。」

「……あの男は突然私の故郷に現れて暴れて、私は故郷や家族を守るためにあの男と戦っていたんだけど……その時にあの男と一緒に光に包まれてこの場所に転移してきたの。」

ジューダスの疑問にソフィは答えた。



(坊ちゃん、とりあえず今はこの場所の事を誰かに聞いた方がいいのでは?あの黒髪の少年達は最初からこの場所にいましたから、ここの事も知っているでしょうし。)

「………おい、そこの黒髪のお前。ここは一体どこだ。」

その時ジューダスはヨシュアに視線を向けて尋ね

「………………………………。……『ハーメル』。かつてエレボニア帝国南部に存在する村で今は廃村となった村です。」

尋ねられたヨシュアは考え込んだ後静かな口調で答えた。

「エレボニア帝国だと?聞いた事もないぞ、そのような国名は。まさか僕が知っている時代よりも過去か未来の時代なのか……?」

聞き覚えのない国名を耳にしたジューダスは眉を顰めて考え込んでいた。その後ヨシュア達とジューダスとソフィは互いに軽い自己紹介をし合い、それぞれが知っている知識の国や世界の常識を言い合うとジューダスとソフィがいた世界はそれぞれ違う事が判明した。



「馬鹿な……異世界だと………?まさかフォルトゥナが蘇って歴史を改変―――いや、カイルが”アレ”を破壊し、フォルトゥナの分身であるリアラが消える瞬間もこの目で見たのだから奴が蘇っている事は”絶対にありえない”な。第一崇められている”神”の名前も違う上、世界の在り方を考えるとフォルトゥナやエルレインの性格からして、今の状況のような世界に改変する事自体、絶対にありえないな。しかしそうなると、一体何故僕やシャルが生き返ったんだ……?」

(理由はよくわかりませんけど、またこうして坊ちゃんと再会でき、坊ちゃんが生きているだけでも僕は嬉しいですよ!それに異世界ですから坊ちゃんの過去は全く知られていませんから、いいじゃありませんか!ここから坊ちゃんの人生をやり直しましょうよ!)

自分が今いる世界が全く異なる事を知ったジューダスは目を見開き、ジューダスの剣―――シャルティエは嬉しそう様子でジューダスに念話を送り

「2度も死んだ………いや、裏切者のこの僕が人生をやり直す……か……………」

シャルティエの念話を聞いたジューダスは複雑そうな表情で小声で呟いた後黙り込み

「エフィネアに……ラントに帰る方法を探さないと。」

ソフィは静かな表情で墓石の背後に見える景
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