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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第4話
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「そうなのか、それは心強いな。」

「頼りにさせてもらおう。」

「あはは……うん、頑張るね。」

そして3人は魔獣達に向かって戦闘を開始した!



「アークス、駆動…………」

戦闘開始早々ガイウスはオーブメントを駆動させ

「それっ!!」

エリオットは魔導杖を振るって導力波による弾丸を放ってダメージを与え

「(3体か………どこまで続いているかわからないが……今後の探索を考えて念の為にEPは節約しておくべきだな………)………………」

リィンはオーブメントを駆動させず口で詠唱を開始していた。

「リィン?」

リィンの様子を見たエリオットが首を傾げたその時

「エアストライク!!」

駆動を終わらせたガイウスがアーツで一体の敵を攻撃し

「火の風よ、焼き尽くせ!熱風!!」

リィンは魔術―――熱風を発動した。すると敵達の中心地に炎の竜巻が現れて敵達を焼き尽くし、炎の竜巻が消えると敵達は次々と消滅してセピスを落とした!

「す、凄い…………」

「……?今のは一体何なんだ?アーツではないようだが……」

魔術を見たリィンは驚き、ガイウスは不思議そうな表情で尋ねた。



「今のは魔術だよ。」

「ええっ!?ま、魔術って……あの噂の異世界の魔法!?」

「今のが…………という事はリィンは異世界からの留学生なのか?」

リィンの説明を聞いたエリオットは驚き、ガイウスは目を丸くした後リィンを見つめて尋ねた。

「えっと……あ、ああ。俺は異世界―――メンフィル帝国出身だよ。」

尋ねられたリィンは一瞬迷った後すぐに気を取り直して答えた。

「へー、じゃあリィンがあの”英雄王”が治める国の人なんだ……」

リィンの答えを聞いたエリオットは目を丸くしてリィンを見つめ

「ハハ……正確に言えばリウイ陛下は”前”メンフィル皇帝だから、今のメンフィルを治めているという訳じゃないんだ。」

エリオットの言葉を聞いたリィンは苦笑しながら答えた。

「?それじゃあ今のメンフィル皇帝は誰なんだ?」

リィンの話を聞いたガイウスは不思議そうな表情をして尋ねた。

「えっと……今のメンフィル皇帝は確か”英雄王”の息子―――シルヴァン皇帝だよね?」

ガイウスの質問を聞いたエリオットは考え込んだ後リィンを見つめて尋ね

「ああ。プリネ姫にとっては腹違いの兄に当たる方だよ。」

尋ねられたリィンは頷いて答えた。

「アハハ……他国の皇帝の家族がこのトールズ士官学院に通っているなんて今でも信じられない事だよね……もしかしてリィンはプリネ姫達の事を知っているの?」

「俺も噂程度しか知らな
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