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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第7話『夢の終わり、理想との決別』
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け!僕は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」
ストロンガーは高らかに名乗りを上げる。
「おのれ、ストロンガーに変身したのか!」
「行くぞ!チャージアップ!」
ストロンガーはチャージアップにパワーアップし、ドクロ少佐に向かって行く。
「超電、連続パンチ!」
ストロンガーは通常形態から十倍に膨れ上がったパワーでドクロ少佐を殴り続け、
「終わりだ!超電、ドリルキック!」
ストロンガーは必殺技のキックを放ち、ドクロ少佐の頭を吹っ飛ばす。
「デルザー軍団に、栄光あれ!」
そう言い残してドクロ少佐は爆発した。
「さて、朝食の続きだ。」
雅は変身を解除し、朝食に戻る。

「何時まで諦めないつもりだ。」
「まだ、諦めない!」
「何故だ?」
「まだ、私は終わっていないから!」
「人が一生を終え、眠りに着くまでの間の夢、それは永遠だ。」
「永遠なんて、無い!夜の終わりは、必ずどこかにあるんだから!」
なのはとディロードスノーレインフォームは未だに魔力弾を打ち合っているがディロードの攻撃がなのはに少しずつ入り、なのはは苦戦している。
「それでも、私は諦めない!」
「一つ覚えの砲撃、通ると思ってか。」
「通す!レイジングハートが、私に応えてくれている!」
[マスター、エクセリオンモードの承認を。]
「だめだよ!そんなことしたら、レイジングハートが壊れちゃう!」
[大丈夫です。私はマスターを信じています。ですからマスターも私を信用して下さい。]
「解った。レイジングハート、エクセリオンモード、ドライブ!」
なのははレイジングハートのカートリッジをロードし、フルドライブのエクセリオンモードにモードチェンジさせる。

「ここは?」
はやては闇の書の内部で意識を取り戻す。
「今は、あなたは夢の中に居ます。」
「あなたが、私に話しかけてくれたの?」
「はい。ですから、どうかそのまま御眠り下さい。きっと、騎士達がずっと何時までもあなたの側に居ます。」
「せやけど、それは夢や。何時かは覚めなあかん。」
はやては、闇の書の意志にそう告げた。

「どうなっている。これでは埒が開かない。セイクリッドグリッターも無いから結界の破壊も出来ない。どうしたものか。」
雅は部屋に戻り対策を考える。すると、
「兄さん、いい?」
望実が入って来る。
「兄さん、どうしたの?」
「望実、この状況は、僕の中に在る後悔の念が生んだ世界、家族を幸せにしたい祈りが生んだ世界、それであっているか。」
「大体は。」
「そうか。」
「でも、私は嬉しいかな。だって、兄さんとこうして居られるし。」
「だが、僕は行かなければならない。」
「使命だから?」
「………ああ。」
「誰が決めたの?」
「決まっているだろう。僕自身の決別だ。」

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