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艦隊コレクション 天を眺め続けた駆逐艦
第二海
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鷺は主砲にて応戦!
川上は引き続き探して!私は前衛に出て戦う!」

時間は稼げる。でもそのあとはどうだろう?
稼いだところで結局のところ逃げ切れない。

「撃っちゃうよ!」
「・・・当てる」

水雷挺の火力は低いけど、駆逐艦の装甲もそこまで高くはない。
イイトコロマデ持っていけるはず。

『綾川ちゃん!話を聞いてほしいのです!!』

「・・・・・・待って」

この反応はまずい。
近くに※※がいる。
目的は私たちの確保だろうね。
そうなるとこっちには甚大な被害が生まれる。
朝日さんが姉さんに付いている以上、私たちは海上での応急処置ができない。

「神威に連絡してくれ」

せめて洋上補給ができればいいのだけど。

「・・・・・そこまでだよ」

!!!
えっ?
回り込まれていたの?
てことは先ほどの反応は

「あやねぇ、ごめん」

川上のうしろには暁が立っており、川上に向かって、主砲を構えていた。
はぁ〜、まさか2人も回り込んでくるなんて。
これはやられたね。

「やってくれたね」

「おとなしくついてきてもらえるかしら」

これ以上は無理なようだね。

「雁、鷺。交戦やめ」

私たちは隙を突かれて敗北したのです。
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