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異世界にて、地球兵器で戦えり
プロローグ〜今までの流れ
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てない事を悟り、矛先を収めた。先ず、俺がやった事は各地で人間に弾圧されていた亜人というファンタジー世界では定番な種族を保護して優遇した事だ。これが原因で人間至上主義の国家と対立して、戦争になったのも原因であったが、これのお蔭で亜人国家と連携して人間至上主義の列強の情報を素早く入手できて、追撃に成功も出来たし、弾圧されている亜人達とも協力できて制圧もスムーズに行えたから良しとしたけどな。

今は、大陸の覇権を掛けて疲弊した国家も復興の真っ最中であり、長い戦乱からようやく平和が訪れていた。また、戦争が始まるとは思いもしなかった。

「平和になって四年。また戦争がはじまりそうだ」

もはや、十年という歳月で未だに慣れないと思う重たい高級将校の征服に身に纏いながら政務を続ける俺は、ある報告書を見てため息を吐く。

『新たな大陸を発見せり。その大陸の大国は、人間至上主義の国なり』

この報告書を読んでやっと得た平穏な日々がまた崩された思い、俺はまた、ため息を吐くのだった。


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