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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
8:プライバシーの保護……これ重要。
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強度が落ち、使い続けていれば壊れてしまう。

武器がなくなれば戦いも不利になるし、素材採取も出来なくなる。
解ってるけど面倒臭い。
壊れない武器が欲しい。

……ドラゴンの杖があればなぁ。
あれは特殊な武器だったから、堅い物を殴り続けても壊れないだろう。
ルビスのアホめ……魔法だけじゃなく、俺の大切な武器までも消失させやがった。

リュカSIDE END



(メルキド)
ロロンドSIDE

戦闘も終わり、ピリンから何か頼み事をされたリュカは、颯爽と出かけていった。
丸1日程して帰ってきたリュカは、石の作業部屋で何かを作ると、直ぐさま拠点の一角に部屋を作り始める。

その部屋は他の部屋と違って白い岩壁で造られてゆく。
あの白い岩は土で造る壁よりもかなり丈夫だ。
最初は何を造ってるのか解らなかったが、出来上がりをみて理解した。

どうやらピリンに個人部屋を造る様お願いされてたらしい。
あの男……我が輩にはぞんざいな態度で接するのに、女子(おなご)に対しては甘い。
少しガツンと言ってやろうと思ったが、男達の中に1人だけ居る女子(おなご)を隔離するのは当然だろうとも思い、今回は許してやることにする。

勿論ピリンの部屋を造り終えた後は、我々……特に我が輩の部屋を作成するのだろうと思っていたが、何やらピリンから別の頼み事をされて、その作業に移行するリュカ。
如何いうつもりか!?
我が輩の部屋を造るのが最優先ではないのか!

そう思いリュカに抗議しようとしたが、石材を加工し何かを作り出すのに忙しそうで、今はやめておいてやることにする。
でも何を作ってるのかは気になるので、作業を依頼したピリンに尋ねることに……
すると彼女は、

「あのね、衣装部屋を造って欲しいってお願いしたの。だってね、リュカが私に服を作ってくれたから、私も真似をして皆に服を作ったの。だけどロロンド……『人前で着替えるなんてはしたない行為は出来ん!』って言ったでしょ。だからリュカにお願いしたの。皆が着替えられる部屋を作ってって……」

なる程……確かに我が輩はピリンに言った。
そんな我が輩の言葉を受けて、リュカに衣装部屋を造らせて居るのか。
つまりは我が輩の依頼でリュカが行動してると言う事だな。
うむ、それなら文句を言うわけにいくまい。

ピリンは良い娘だ。
我が輩の言葉を真摯に受け取り、そして町の発展に貢献しようとして居る。
これなら我が輩のメルキドも、素晴らしい町になることだろう。

ロロンドSIDE END




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