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僕が幽霊になった日
1日目 2

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母に呼ばれてる。
きっといつもなら起きてリビングにいるのに今日はいないからだろう。
一応「あ?」と軽く返事をしたが気づいていないようだ。
とうとうしびれを切らしたのか、母は僕の部屋に入ってきた。
そして僕の体に話しかけていたが反応がない。
そのことに母は顔を青ざめながら体を揺らしたりビンタをくらわせたりしたがやっぱり反応なし。

ビンタって…

母は急いで救急車を呼びにいった。
まぁ、これが普通なんだろう。
そんな母の行動をつまらなさそうに見ているといきなり頭痛が走り、僕は気を失った。


目が覚めるとそこは白い空間だった。
白い空間といえばいままでの成り行きを見て病室か、と思う人もいるかもしれないが、全くの別。
あたり、全体、すべてが何にも染まっていない空間に覆われている。
「あぁ、死んだのか」
なんて独り言を呟いていたらいきなり肩を叩かれた。

「ねぇ」
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