暁 〜小説投稿サイト〜
シーザーが東方の世界に転生!?
04 愛が重い…。
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
何やら真剣な顔をしていた。

「ここに貴方を呼んだのは…これについてです…。」

バサッ

厚い紙の束が目の前の机に置かれる。それの表面にはこう書いてあった。

:月面移住計画

「やはり…!」

「五十年前からそれは計画されていました。これは貴方達、兵士にも関わる大事な事です…。」

最近、穢れが増えて来ている。この事には俺も薄々勘付いていた。街の周りの妖怪が消えた事から、妖怪達は一点に集まっているのだろうか。

「俺も…妖怪達と戦うんですね?」

「はい…。兵士全員が総出で妖怪と戦闘します…。」

「そうですか…。」

俺もここの兵士だ。戦う覚悟は出来ている。俺達がここまで訓練してきたのはこれの為だったのかもしれない。

「計画はいつ実行ですか?」

「一週間後です…。」

「それなら、今の内に訓練しといた方がいいですね…。失礼します。」

「はい…では…。」

バタン

それなら、戦うまでだ。どうせ俺は一度死んだ身。死ぬのは怖くない。だからこそ、ここの人達に恩返しをしたいんだ。

移住計画実行まで…あと7日


続く


[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ