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俺から見た八幡先輩といろは先輩の事情
俺から見た八幡先輩といろは先輩の事情
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今日俺は待っていた。校門?昇降口?いや違う、生徒会室だ。何故かって?まあそれは後で、とりあえず平塚先生に言って鍵を開けてもらった。ある人を待っているからだ。
「手伝って下さいよ〜、せ〜んぱ〜い」
「あざといんだよ、いちいち」
「素ですってば〜」
ドアの方から話し声がする。1人は目当ての人生徒会長ともう1人は多分噂のあの先輩だろうな。
いろは「あれ?鍵が…失礼しま、ひゃっ!?」
八幡「どうした?一色」
まあ、そりゃ驚くかいきなり知らない奴が普段開いていない生徒会室に入っていれば。
歩垂「驚かせてしまい申し訳ありません、俺は1年D組蛍塚 歩垂です」
いろは「蛍塚…あぁ、文化祭実行委員の」
歩垂「忘れてたんっすね、これでも実行委員長立候補だったんすけど」
いろは「あ、あはは…ごめんね」
八幡「なあ、俺付いていけねぇんだけど」
いろは「え?でも先輩も実行委員だったじゃないですか」
八幡「あの時は…記憶がない」
いろは「え〜?でもあの時は凄かったと思いますけど」
八幡「お前も忘れてただろ」
いろは「そうですけど〜」
歩垂「(何だろ、この雰囲気…)ならあの時の事を少し、俺が実行委員長に立候補した時の事を話すっすね」
~~~~回想~~~~
実行委員会議の時、俺はクラスの実行委員として出ました。一応その時いろは先輩とは顔合わせてますね。そして、全員が集まった時会議が始まった。
いろは「それでは、これから会議を始めたいと思います。まずは実行委員長を決めたいと思うんですが…立候補はありませんか?」
最初は誰も手を挙げなかった、本当は誰かが積極的に出ていればやらないつもりだったんすけど。
歩垂「……」スッ…
いろは「ぁ…ええと…」
歩垂「1年D組蛍塚 歩垂です」
いろは「蛍塚君だね、立候補した理由を教えて貰えないかな?」
歩垂「そうっすね…正直な話誰も出なかったからですかね」
いろは「ぇ…と、それなら私が実行委員長やりますよ?私2年生ですし」
歩垂「一色先輩は生徒会長としての仕事も他にも色々あるじゃないっすか、それに…そんな暗黙のルールみたいな風潮とかで物事を決めるのって違うとおもうんっすよ」
いろは「ぁ…それなら」
充「おい、何だ?その態度は?!お前1年だろうが!ないしゃしゃり出てんだ?」
歩垂「(何だ?こいつ…面倒くさっ、こいついろは先輩の事狙ってんのか?)……」
充「何とか言ったらどうなんだよ!お前みたいな1年が務まるはずねぇんだよ!」
歩垂「…ならあなたがやれば良いんじゃないんっすか?」
充「はぁ?俺は3年なんだよ」
歩垂「俺はさっきも言ったっすよ。2年生がやるなんて暗黙のルールなんて違うと思って」
歩垂「それに…1年が務まるはずないって何でそう言い切れるんっすか?それを言うんなら去年から…1年から
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