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幻奏破戒浪
半妖が見るは剣舞か争か
始まりの世界
相対するは半妖と少年
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放課後 教室内

少年は悩んでいた

カミト「うーん。急に闘いを挑んできたけどやっぱり魔王と同じだから敵視されてるのかな?本人は違うって言ってたけども・・・」

しかし少年がいくら悩んでも答えが出ることはないまま約束の場所へと向かった

同じく放課後・約束の場所

その半妖は悩んでいた。
四人目は使えない、そして相手の使う精霊魔装がわからない。誰が使えばいいのかが分からない

黒「困りましたね。誰を使えばいいのやら」

そんなひとりごとをつぶやくと

エリス「成程三重契約もすれば相手によって精霊を使い分けられるのだな」

黒「おや、エリスじゃないですか。何をしにここに来たのですか」

エリス「おいおい、友達が男の精霊使いと学院に残るかどうかを賭けて闘うというのだから探し出してでも見に来るのは当然だろう。周りに何故か人よけみたいな物があったが、あれは勝敗を分からなくするためか?」

黒「そんな物は一切賭けてないですよ。皆さんそんなにカミトさんが嫌いなのですかね。あと人よけの結界は普通に見られたくないのです。エリスも早く帰ってください」

エリス「つれないな。まあ勝敗ぐらいは教えてくれよ。しかしそうか、奴がここから居なくなることはないのか。残念だ」

そう言ってエリスはどこかに行ってしまった

やっとエリスがどこかに行ってくれたよ。カミトって嫌われてるんだな。たった一人の男子生徒ってのはそんなに嫌われるものか。
まあ魔王再来とか騒がれてたししょうがないっちゃしょうがないのか




数分後
半妖は少年と再会した

黒「遅かったですね。カミトさん。隣にいる少女は誰ですか?誘拐でもしてきたのですか?」

カミト「いろいろあったんだ。気にするな」

黒「まあ、この剣舞についていろんな噂が立っていますが気にせず始めましょう。これは双方何も賭けていない純粋な剣舞です」

カミト「そうだな。エスト!!」

エスト「はいカミト。私はカミトの剣。カミトの望むままに」

すると近くにいた少女が剣に変わる
人型の精霊ってマジで洒落にならないぞ・・・

黒「成程。剣精霊ですか。それも人型と来ましたか・・・かなりやばそうですね」

――妖刀 夢を砕く双剣――

まあ剣精霊なら妖夢でいいよな

妖夢『いま幽々子様の夕飯の片付けをしていたのですが』

いやマジホントすまん。ただ相手を見る限り妖夢しかいなかったし

二人のあいだに静寂の時が流れる
静寂を破り先に飛び出したのはカミトだった

カミト「こちとら燃費が悪いんだ。あんたには悪いがさっさと終わりにさせてもらうよ!!」

尋常ではない速さで剣が横薙に振られる
対し黒銀は反応していないのか双剣を構えたまま
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