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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter45
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ら離れて逃げ出す局員が出始めて指揮系統もこれによりズタズタになった。

一人また一人とこの場から離れていく局員たち、そして最後に残ったのは司令官であるハイマンだけとなった。

そして同時刻管理局本陣では慌ただしく逃げ惑う局員たち、そして避難口である扉が開くと扉の向こうには自衛隊が銃口を構えて待ち構えており、それをみた局員たちが絶句する。

「じ、自衛隊!?何故ここに…」


「貴様たちは既に取り囲まれている大人しく投降しろ、命の保証はする」

既に戦う気力など微塵にもない局員たちは次々と投降そして自衛隊総勢70名という人数で次々と拠点は制圧され、そして指令室には遂に雄也がたどり着き、ハイマン准将を目視する。

「ハイマン…お前が此所の指揮官か」

雄也にとってハイマンは元いた部隊の副司令

あの雄也にとって忌々しい作戦にも関わっていた男

そのハイマンに雄也は何もためらわずにアークを突きつける。

「き、きさま!本気で管理局を的に回す気か!」

「なんとでもいえ、ハイマン…これ以上管理局の横暴を許すわけにはいかない」

「くっ!この自分自身のために人を殺す殺戮者め!」

「殺戮者といいたいなら呼べ…だがお前たちもまた殺戮者と知れ!」

「…貴様と同じにするなぁぁ!!」

ハイマンは逆上して襲いかかってくるが、丸腰のため脅威とは思えず雄也はアークで腹を刺す。

「ぬぅっ!?」

「地獄に落ちろ…ハイマン」

冷酷な言葉を最後に雄也はアークを引き抜いて思いっきりハイマンの体を引き裂きその切り口から大量の血が吹き出して倒れた。

「……ファイア」


最後に司令室をあとにしながらファイアを詠唱しハイマンの遺体は炎に包まれて遺体は灰へとなった。


午前10時34分 開戦して1時間半あまり、自衛隊の圧倒勝利で戦いは終わった。

管理局の被害は行方不明者20人、自衛隊に投稿した局員429人、そして死者指揮官ハイマン准将を含め375人


近年管理局において最もの敗戦と後世語り継がれる戦いは幕を閉じた。


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