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目が覚めたらカロス地方
第四歩『コイキングを探せ』
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つぎの日の朝、俺は目を覚ましたあと
ベッドやソファーで寝ているシオ達を
起こさないように洗面所に行き、
顔を洗ったあとシオ達を起こした

「お前らー、朝だぞ」

「…ブィ〜…」

「ピカァ…」

「…チィ」

皆は眠たい目を擦りながら目を覚ました

「じゃあ俺、朝ごはん貰ってくるから
ここで大人しく待ってろよー」

俺がそういうと、皆元気良く返事をした
そして俺は食堂へ続く廊下を歩いている途中で
ある事に気が付いた

「…あ、そう言えばシロナさん起きてるかな」

ゲームでもアニメでも、シロナさんは
意外にもだらけ癖がある。

もしかしたら…そう思い、俺は
シロナさんの部屋の前まで行った

「シロナさん?起きてますか?」

…返事がない、ただのカラカラのようだ

ではなく、ただ単にいないだけかもしれない

「食堂に行ってみるか……ん?」

そこで俺はあることに気が付いた

「鍵が…掛かっていない?」

さすがのシロナさんでも、鍵をかけ忘れる
なんてことはしないだろう

…まさか、昨日の赤い奴が!?

「シロナさん!」

嫌な予感がした俺は急いで扉を開けた

…そこには、

「…すぅ」

「………」

涎を垂らしながら眠っているシロナさん
の姿があった

「なんだ…ただ寝てただけか」

「…むぅ?」

扉を勢い良く開けた音で目が醒めたのか、
シロナさんは起きあがった

「…あれ?ルークくん?」

「…あぁ、おはようございますシロ…ナ…さ」

「?どうしたのルーク君」

俺は目を見開いて固まった

…何故なら、今のシロナさんの姿は

「シ、シロナさん。その…服を、」

「…服?」

シロナさんはそう言って自分の姿を
見る、今のシロナさんは黒の下着姿なのだ

「…!?イ、イヤァ―――――ッ!?!?」

「ふぐぁっ!?」

シロナさんは近くにあったイシツブテ型の
目覚まし時計をぶん投げてきた

シロナ の なげつける !

きゅうしょに あたった !

「おおお…!?」

俺はあまりの痛さにうずくまってしまった

「あ、ご ごめんなさい…だ、大丈夫…?」

「大丈夫…です、なんとか
俺、先に食堂行ってますね…」

「え、ええ…」

俺はフラフラときゅうしょを抑えながら
なんとか食堂にたどり着いた

俺はゆっくりと椅子に座ると、
食堂のおばちゃんが声をかけてくる

「ゆうべはおたの(ry」

「言わせねぇし違ぇよっ!?」

股間抑えてる理由を勘違いしてやがる

「なんだい違うのかい、まぁいい。
なに食べる?」

「…朝のA定食で」
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