イライラ兵長とドキドキな私 6 リヴァイside
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ハンジは大きく息を吸った。
「って事でもう少しデータが欲しいから君達にも実験に付き合ってもらう!! ……えー、こほんっ。これを浴びた人は最初に見たものにメロメロ! つまり自分を見てくれればその人は君を好きになること間違いなーし!! さぁ、3本あるよ! 欲しい人はいるかい!?」
そんな物ほしがる奴なんかいるわけ__
「ほしい!」
エレンを先頭に次々と声を上げた。
「俺もほしい!(ミカサに!)」
「僕も!(アニに!)」
「俺も!(クリスタに!)」
「私も!(エネに!)」
……5人もいやがった。
「なぁーにー!? やっちまったなぁー! 5人もいるじゃんか! 3本しかねぇんだから俺は黙って誰よりも先に手に入れる!!」
エレンが立ち上がった、その時だ。ジャンが声を発する。
「もうすでに黙ってねぇだろ! 手にしていいのは俺だけだ! 俺に勝てるのは俺だけだ!!」
「いや、俺だ俺だ俺だ俺だぁ!!」
「エネー!」
「え!? 何、ミカサ!!」
「僕だってほしい! でも何でクールポコと黒バスの青峰とライナーがタカ&トシのタカのマネしてるのに誰一人そこ突っ込まないの!? ライナーまでそんな事、言うなんて……!」
「ノリだよ、ノリ!」
他の4人も続けて立ち、5人は走り出す。
一方エネは、何故ミカサが自分を呼んだのか分からなかった。
そんなエネを置いて5人はそれぞれの想いを抱え、一斉にハンジの持つ薬めがけて走ってゆく。
「えぇ!? ちょっ、そんな大勢で1度に来られたら__ 」
どっしゃーん!
エレン達5人とハンジが激突した。
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