イライラ兵長とドキドキな私 5 リヴァイside
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「ハンジさん、それは……?」
「さすがアルミン! いい所に気が付くなぁ!!」
……また下らない物を作ったな。
「これはね! 即効性精神作用恋愛系錯覚飲料だよ!!」
「そっこう……れん?」
言葉の羅列にアルミンだけでなく俺も含めた全員が頭上にハテナを浮かべる。
「実は、巨人の生態調査で巨人にも恋愛感情ってのはあるのかという疑問を抱いてね。あった場合、どういう行動を取るのか気になって、一時的に恋愛感情を持つ薬を作ったんだ。それが、この薬さ!!」
エレンがハンジに訊く。
「一時的に……ってどのくらいですか?」
「まだ試作品だから巨人には使用してないんだけど、実験としてある人にこの薬を飲んでもらったんだ。この薬にはね……飲んだり、浴びたり、とにかく皮膚に付着すると恋する化学物質を出す作用があるんだ。__そして!!!! 1番最初に見たものを好きになるんだよっ! 実験に付き合ってくれた人は1時間で効果が切れたから今の所は効果は1時間だねー!!」
「あ、あの。その薬を誰に試したんですか?」
アルミンが訊ねた。
「あぁ、ペトラだ!」
ハンジの答えにエネも訊く。
「何を最初に見たんですか? ペトラさんは…… 」
「オルオだ!!」
「「え…… 」」
「そ、その後どうなったんですか!?」
エレンが食らいつく。
「すごかったよ! オルオったら興奮しちゃってね!! …………((思い出し中))……う"えっ」
(一体、何を見たんだ!?)
心の中で全員が思った。
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