イライラ兵長とドキドキな私 4 リヴァイside
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バンッと勢いよく扉が開く。
「やっほー!! お!? 結構いるねー!!!!」
うるせぇのが来やがった。
奇行種が来た__ハンジだ。
「あ、ハンジさん!」
「エネちゃーん!!」
ハンジはエネに思いっきり抱きついた。
ん?
なんかモヤッとしたな…………
何だ?
「会いたかったよ! エネちゃん!! 今日も可愛いっ!!!!」
「ちょっ……ハンジさん、苦しいです!! それに見えないです。離れて下さーい!」
「……ハンジ、離れろ。じゃねぇとお前の肉を削ぐぞ。……ミカサがな」
幸いエネは、ハンジにより顔が埋まって周りが見えないが、エネの背中側から凄い形相でハンジを睨んでるミカサがいる。
あの時と同じ顔だ……
エレンを憲兵団に渡すか調査兵団に入れるかの裁判で、演技ではあったが俺がエレンをボコボコに蹴ってた時と同じ顔をしている。
それに……
懐に忍ばせてたらしくミカサはナイフを取り出している。
ハンジよ…………
今にもお前の肉を削ごうとしているぞ。
「こんな事でそんなに怒らないでくれ!! 」
そう言ってハンジは、慌ててエネから離れる。
その時、瓶のような物を手にしているのが見えた。
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