暁 〜小説投稿サイト〜
目が覚めたらカロス地方
第三歩『新たな仲間達』
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俺達はハクダンの森、そして3番道路を抜けて
『ハクダンシティ』へとたどり着いた

「綺麗なところですねぇ」

「そうね、あれはロゼリアかしら」

俺達はハクダンシティを軽く見回ったあと、
ポケモンセンターに入った

現在時刻は午後6時、日も沈みかけていた

ポケモンセンターに入ると、
シロナさんはなにやら受付の人と話をしてた

俺は暇だったので、先程捕まえた
ピカチュウをモンスターボールから取り出した

「よっ、さっきぶりだなピカチュウ」

「ピカ」

「捕まえておいてあれだけど、
お前は俺に着いてきてくれるか?」

「ピカ?」

「あー…そっか、流石に会話は出来ないよなぁ
…イエローとか、ポケスペの登場人物って
ここにいるのかな」

というか此処は『ゲーム』のカロス地方なのか?
それともアニメ?うーん…分からないなぁ、
ぶっちゃけアニメあんまり見てないからなぁ…

「そう言えばピカチュウ」

「ピ?」

「お前、名前とか欲しいか?な・ま・え」

「ピッカ!」

うお、元気良く返事してくれたよ
名前かぁ…名前は…

「『バレーノ』…うん、お前は今日から
バレーノだ、よろしくな バレーノ」

「ピカッ♪」

ピカチュウ改めバレーノは俺の頭に飛び乗ってきた
ちなみにバレーノとは、イタリア語で稲妻
という意味だったりする

「あら、新しいお友達の名前?」

「あ、シロナさん ええ、
バレーノっていうんですよ」

「ふふ、可愛らしいけど勇ましいポケモンね
いい名前だと思うわ」

「ありがとうございます」

「そして、迷惑でなければなのだけど
この子も受け取ってくれないかしら?」

「この子?」

シロナさんがそう言うと、シロナさんの
後ろから『クチート』が現れた
だが、どうやら通常のクチートととは
決定的に違うところがある

そう、色違いなのだ。このクチートは

通常はクチートは全体的に黒色だが、
このクチートは紫色なのだ

「この子、カロス地方にくる途中で
見つけたのだけれど、どうやら
群れとはぐれちゃったみたいなの」

そこでシロナさんは、小声で俺の耳元で
クチート達に聞こえない様に話し出した

「多分、この子色違いだから…
群れから追い出されちゃったみたい、
私としてもなんとかしてあげたいのだけれど…
今は事情があってできないのよ、
お願いできるかしら」

「了解ですよ、シロナさん」

俺はシロナさんから少し離れ、クチート
の傍まで近づき、しゃがみこんで
クチートに話しかける

「俺はルーク、そしてこいつらが…」

俺は後ろにいたバレーノと、モンスターボ
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