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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter44
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恐怖しているに違いない。

近づいてその集団の中にいたるーちゃんが俺に気がつく。

「ゆーにい!」

そう叫びながら俺のもとに駆け寄り抱きついてくる、そして体が触れていることでるーちゃんが震えているのが清明にわかった。

るーちゃんに連鎖して他の子供達も集まってくる。

「先生、怖いよ」

「先生…怖い人たちまた来るの?」

「先生、私達…死んじゃうの?」

混み上がる恐怖を俺に話しかけてくる子供達…俺はそんな子供達に優しく頭に手を置いて撫でた。

「安心しろ、悪い奴等はお兄さんが倒して見せるから…」

そう慰めるように優しく接する。

「それと、みんなにお兄さんの自作のおやつを作ったんだ」

そういって俺は持ってきたものを差し出す。

「これ?寒天?」

るーちゃんがそう口を溢す。

俺が作ったのは寒天、うんよく寒天があったためにフルーツをいれてデザートを作った。

因みに寒天を液状にするときの火はファイアで冷やすときはブリザドを使ったのは余談である。

「どうかな?牛乳とかあればもっと美味しくできたんだけど」

そして子供達は恐る恐る、寒天を口にして俺は感想を聞いてみる。

「おいしい」

るーちゃんが俺のデザートをおいしいと笑顔でいって俺もほっとした

そして数分経つと子供達から笑顔が溢れていた。

「みんな、嬉しそうだね」

「ああ、絶対にこの笑顔を守らないといけない」

今はこの避難所にいるみんなのためにも俺の力を使う、そう決めた。

そして翌日の午前8時半…この拠点から数キロ離れたところに管理局の部隊が展開された。


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