気付き兵長と優しい私 3
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何で兵長が私の部屋に?
リヴァイ兵長に扉を開けさせるのは、なんだか
申し訳ないと思い私が開けようと近付いた。
けど、あれ? ドアが勝手に__
ガチャ
__ゴンッ!!!
「いっ……たぁ!!」
リヴァイ兵長自ら開けたらしく、見事私の頭にクリーンヒットした。
さすがのリヴァイ兵長も声は焦っている。
「わ、悪い。……大丈夫か?」
「は、はい、大丈夫です。それより、どうかされましたか? リヴァイ兵長」
「ちょっとな。部屋……入ってもいいか?」
へ、部屋に!?
「は、はい。どうぞ。すみません、少し散らかってますが…… 」
リヴァイ兵長は、中に入ると辺りを見回す。
「……悪くない」
「そうですか? ありがとうございます」
リヴァイ兵長が私の部屋にいるなんて、夢みたい!!
今、リヴァイ兵長と二人きり……
この時間を楽しみたいのに、さっきから心臓の音がうるさい。
なんとか落ち着かせながらも、何食わぬ顔でリヴァイ兵長に接する。
「兵長は、こちらにお掛け下さい」
私は、自分の椅子とは違う、机の近くにあるもう一つの椅子の方を示した。
リヴァイ兵長が座ったのを確認してから私も椅子に座る。
「リヴァイ兵長、どうなさいましたか?」
「いやなに、エネに渡したい物があってな」
「……渡したい物ですか?」
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