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リヴァイと私〜今日2人が会うと〜part1
気付き兵長と優しい私 3

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何で兵長が私の部屋に?


リヴァイ兵長に扉を開けさせるのは、なんだか
申し訳ないと思い私が開けようと近付いた。


けど、あれ? ドアが勝手に__

ガチャ

__ゴンッ!!!


「いっ……たぁ!!」


リヴァイ兵長自ら開けたらしく、見事私の頭にクリーンヒットした。

さすがのリヴァイ兵長も声は焦っている。


「わ、悪い。……大丈夫か?」

「は、はい、大丈夫です。それより、どうかされましたか? リヴァイ兵長」

「ちょっとな。部屋……入ってもいいか?」


へ、部屋に!?


「は、はい。どうぞ。すみません、少し散らかってますが…… 」


リヴァイ兵長は、中に入ると辺りを見回す。


「……悪くない」

「そうですか? ありがとうございます」


リヴァイ兵長が私の部屋にいるなんて、夢みたい!!

今、リヴァイ兵長と二人きり……


この時間を楽しみたいのに、さっきから心臓の音がうるさい。

なんとか落ち着かせながらも、何食わぬ顔でリヴァイ兵長に接する。


「兵長は、こちらにお掛け下さい」


私は、自分の椅子とは違う、机の近くにあるもう一つの椅子の方を示した。

リヴァイ兵長が座ったのを確認してから私も椅子に座る。

「リヴァイ兵長、どうなさいましたか?」

「いやなに、エネに渡したい物があってな」

「……渡したい物ですか?」
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