暁 〜小説投稿サイト〜
揺るがぬ生き様
NARUTO
N.5
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 タズナ家side

「フ――ワシも、今日は橋作りでドロドロのバテバテじゃ
 なんせもう少しで橋も完成じゃからな」
 そう、修行でサスケ達は汚れまくっていた。

「ナルト君達も父さんもあまり無茶しないでね!」
 無茶しないとこの世界では生きていけないんだけどな…
 そしてイナリは俺達の様子を見て

「なんで、そんなになるまで必死に頑張るんだよ!!
 修行なんかしたってガトーの手下には敵いっこないんだよ!
 いくらカッコイイこと言って努力したって
 本当に強い奴の前じゃ弱い奴はやられちゃうんだ!」

「うるせーなァ、俺らの勝手だろ」

「お前みてるとムカツクんだ!
 この国のこと何もしらないくせに
 出しゃばりやがって!」

「お前のボクの何が分かるんだ!
 つらいことなんか何も知らないで
 いつも楽しそうにヘラヘラやってるお前とは違うんだよォ!」
 その言葉に反応する、サスケと多由也。

「はん…負け犬だな」 「うぜぇな、チビスケ」

「負け犬のままでいたいなら何時までもピーピー泣いてろ。
 それにお前は何もやってないだろ。そんなお前の事なんか知るか」
 前に進もうとしない奴に誰も手を差し伸べたりはしない。
 その事を嘆いても仕方がないのだ。


「ちょっといいかな…」
 カカシがあの後、海を見ているイナリに話かける。

「ま!ナルトの奴も悪気があって言ったんじゃないんだ…」

「お父さんの話はタズナさんから聞いたよ」

「ナルトの奴も子供の頃から父親がいない
 …それに、ホント言うと君よりツラい過去を持ってる…」
 それに驚くイナリ

「けど!あいつが泣いてる所は一度も見たことが無い。
 アイツはもう泣きあきてるんだろうなぁ」

「それに…強いっていう事の本当の意味を知ってる…君の父さんと同じ様にね」

 その日の夜、風影がある程度回復したので、木の葉に送っておいた。


 建設途中の橋上side


 再不斬の水分身が円状にカカシ達を囲んだがサスケにすぐ消される。

「ホ―――水分身を見切ったか
 あのガキかなり成長したな…」

「強敵出現ってとこだな…白」

「そうみたいですね」

 発言と同時にサスケに攻撃をしかける白
 下から千本を振り上げるがサスケに難なく止められる。


「すごいですね、しかし次あなたはボクのスピードにはついてこれない
 それにボクはすでに2つ先手を打っている」
 サスケは訝しみながら白に問う。

「2つの先手?」

「一つ目は、辺りにまかれた水…そして二つ目にボクは君の片手をふさいだ…」
「したがって、君はボクの攻撃をただ、防ぐだけ…」
 白は片手で印を結び術を発動する。

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ