暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1250話
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た時に大体分かってたけど。
 だが、バッタの方も自分達の仲間がやられたのを見て、ミロンガ改が連合軍の戦闘機よりも強力な敵だと判断したのだろう。付近にいたバッタの多くは俺に向かって攻撃を仕掛けてくる。
 仕掛けてくるんだが……その攻撃手段は、背中に内蔵してあるミサイル。
 その攻撃方法は失敗だったな。
 ミロンガ改の方へと向かってくるミサイルに対し、ジャマーを発動。
 すると次の瞬間には無数のミサイルは、全てがミロンガ改から離れてあらぬ方へと散っていく。……あ、連合軍の基地に結構な数が命中してる。
 けど、基地の施設を守る為にミロンガ改がミサイルに当たるなんて真似が出来る筈もないしな。
 ともあれ、どうやらバッタの攻撃手段は基本的にミサイルだけらしい。
 となると、俺にとってはいいカモだな。
 シャドウミラー製のジャマーは、こんな程度のミサイルはほぼ無尽蔵に無力化が可能なのだから。

「さて、ともかく数を減らすとするか」

 呟き、テスラ・ドライブとエナジーウィングによる驚異的な速度で一気にミサイルを撃っているバッタとの距離を縮める。
 右手にビームマシンガン、左手にはビームサーベルを持ち、至近距離からビームサーベルを振るう。
 ミロンガ改の腕を通して、バッタを真っ二つにする感触が伝わってくる。
 そのまま2つになったバッタを後方へ置き去りにし、続いて別のバッタへとビームマシンガンを放つ。
 ビーム弾が当たるごとにあっさりとバッタは爆発していく。
 ……まぁ、それは分からないでもない。
 さっきのミサイル攻撃を見る限り、このバッタの体内にはミサイルが詰め込まれている訳だ。
 そこにビーム弾が命中すれば……それは内部から爆発もするだろ。
 あるいはバリアとかがあれば話は別だったかもしれないが、バッタはメギロート同様に特にバリアを持っている訳ではない。
 ミロンガ改がビームマシンガンを撃ちまくりつつ進み続け、近くのバッタは左手のビームサーベルで切断していく。
 その後に続くのはバッタの爆発光。
 無数に煌めくバッタの爆発光は、何も知らない者が見れば綺麗に見えるかもしれない。
 実際は無人機の爆発光なんだから、その辺を考えるとちっとも綺麗だなんて言えるようなものじゃないんだけどな。
 ふと気になり、ビームマシンガンを連射しながら、一応念の為に自分のステータスを確認する。
 あ、やっぱり。撃墜数もPPも全く増えていない。
 図書館で調べた限りでは無人機って事になってたから、多分そうじゃないかなとは思ってたんだよな。
 基本的に俺の撃墜数ってのは、相手の命を奪って上がるものだし。
 そのまま数分が経ち、半分を超えるくらいのバッタと、地上にいるジョロも撃破していく。
 ぶっちゃけ、地上しか移動出来ないジョロって
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