暁 〜小説投稿サイト〜
元吸血鬼の魔道士生活(休息中)
事件発生
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ルーシィ「アツい!!! 冬だってのに何なのコレ…」

S級試験当日。今は天浪島へ向かっている。ギルドの面々を乗せた船には、夏のように暑い日差しが差し込ん
でいた

ルーシィ「あたし、溶けちゃうかも。アイスになってハッピーに食べられちゃうんだ」
ハッピー「まずそうだね」
レビィ「ルーちゃん、だらしないよその格好」
カナ「この辺は海流の影響で、年中この気候なんだとさ」
「それでもアツすぎるよね〜」

あまりの暑さにほとんどの面々が薄着、もしくは水着姿である。中には変わらない服装の者もいるが

ルーシィ「ジュビア、アツくないの? その格好」
ジュビア「アツくはない。けど……しいて言うなら―――グレイ様の裸体がアツい!!!!」
グレイ「あぢィ…」

そう言い放つジュビアの視線の先には、素っ裸でだれているグレイの姿があった。

ナツ「キモチ悪ィ〜」
ロキ「ナツ!! こっちには来ないでくれるかな」
ナツ「ウェンディがトロイアをかけてくれねーんだよ」
ロキ「仕方ないよ。ウェンディはメストのパートナーだし」
ショウブ「はぁ…ほいよ」
ナツ「お、お、お、おおっ!!すげぇ!!よってねえ!!」

ショウブが魔法をかけるとナツの酔いが収まった
ショウブ「さすがに乗り物酔いで開始前からS級試験リタイアなんて笑いすらとれねえからな」
エバーグリーン「やだやだ、これからみんな敵になるってのに馴れ合っちゃってさ」
エルフマン「アチィ!」
ルーシィ「あ」
ロキ「見えてきたね」
グレイ「おお」
ナツ「すげえ形してんなぁ!!」

彼らの視線の先には、中心にまるで小島のような大樹を生やした巨大な島があった。それそこ、妖精の尻尾の
聖地天狼島である。

マカロフ「あの島にはかつて、妖精がいたと言われていた。そして妖精の尻尾初代マスター
メイビス・ヴァーミリオンの眠る地」

そう言って現れたのは、短パンにアロハシャツというラフな格好をしたマカロフであった。

グレイ「何だよその服!!」
マカロフ「だってアツいんだもん」
ショウブ「服きてない奴が言っても説得力がないぞ」

マカロフの服装にツッコミをいれるグレイだが、全裸の彼に言われても説得力は皆無であった

マカロフ「これより、一次試験の内容を発表する」
ウェンディ「一次試験?」
メスト「だいたい毎年、何段階かに分かれるんだ」
マカロフ「島の岸に煙が立っておるじゃろう、まずはそこへ向かってもらう。そこには8の通路があり、
1つの通路には1組しか入る事はできん。そして、通路の先はこうなっておる」

そう説明した後で、マカロフは魔法で自身の横に映像を映し出す。
するとそこには……1つの闘という文字と、2つの静という文字…そ
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