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ドラゴンクエストX〜紡がれし三つの刻〜正式メンバー版
一の刻・少年期編
第四話「二人目の友達、スラリン」
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るよ」

ピエールはもちろん自分もついて行くと張り切り、スラリンはまだ外が怖いと留守番しようとする。
そんな二人にパパスは。

「ピエールには悪いがお前も留守番だ」
「ピィーー?」
「どうして、父さん?」
「アルカパはこの村より幾分大きな町だからな。そんな所にピエールを連れて行くと騒ぎになりかねん」
「ピエールは悪い魔物じゃないよ!」
「それはよく分かっている。だが、人は魔物というだけで怖がるのだ。それにダンカンの家は宿屋だからな、悪い噂が立つと客が泊らなくなるやもしれん」
「ごめんなさいね、リュカ」
「ううん、仕方ないよ。ピエール、スラリン、そういう事だから留守番しておいてね」
「ピィ〜〜」
「うん」


―◇◆◇―

「坊っちゃま、パパス様、お気をつけて行って来て下さい」
「ピィ〜〜」
「気をつけてね、リュカ」

サンチョにピエール、スラリンの見送りを受けてパパスとリュカ、そしてマミヤにビアンカはアルカパへと歩いて行く。

「ところでリュカ?」
「何?ビアンカ」
「その頭のタンコブどうしたの?」
「……お尻ペンペンとゲンコツ、どっちがいいかって父さんに言われたから……。さすがにもうこの年でお尻ペンペンはかんべんだよ」



=冒険の書に記録します=


《次回予告》

やって来たアルカパ、ビアンカの家の宿屋も凄く大きい。
でもそんな村の中で……
あいつら、なんて酷い事をするんだ。
離してほしければオバケ退治?
いいよ、やってやるさ!

次回・第五話「オバケ退治にレヌール城へ」

オバケなんか怖くない!ゲンコツよりは怖くない。


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