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ワケあり生徒会〜短編集〜
もしも

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「じゃあ、シチューがいいわ。」
「はい、はい。シチューね〜。
そのかわりちゃんと食べろよ〜。」
「わかってるわよ。」

何でだろう。
私が雇い主のはずなのに
立場が逆になってる気がする。
いや、変に気を使われるよりは
全然いいんだけど、、、。

「ちょっと待ったー!」

そう言ってソファーの上に
立ち上がった優斗。

「何、今の会話ー?
どっかの結婚したての夫婦みたい
じゃんかー。今日、カナちゃん
瞳ちゃんの家でご飯食べるのー?
いーなー。僕も行きたいよー。」
「いつでも嬢の家にいるから
来ればいーじゃねぇの。
ちゃんと嬢に許可はとれよ〜。」
「いつでも、ねぇ。
意味深な言葉に聞こえるのは
俺だけかな?」
「深読みするのはやめて
ちょうだいよ、陽平さん〜。
今回は、そのまんまの意味だよ。」
「奏。」

昴が奏を呼ぶと、何かを
探るような雰囲気をだす奏。
でも、すぐにいつもの雰囲気に
戻って、、、

「全部、切れたよ。
そこのお嬢さんが頑張って
くれたからねぇ〜。
あ〜、嬢のことは怒るなよ〜。」
「瞳。」
「な、なに?」

不意打ちはやめて欲しい。
あなた、今まで奏と話してた
じゃない。

「あんまり危険なこと
するようなら首輪つけるぞ。」

首輪、、、?えっ、なんで
この人急に物騒なこと言い出したの!?

「昴さん、うちの子の
教育に悪いから
やめてちょうだいよ〜。
嬢も、早く食べろよ〜。」

             END
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