暁 〜小説投稿サイト〜
学園黙示録ガンサバイバーウォーズ
第十話
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
丈夫よありすちゃん」

「うん!」

小室と宮本は安心させるように、優しい口調でありすちゃんに言う。

タカトさんの反応は普通だろう。誰も好き好んで危険地帯に自ら行こうとは思わない。誰だって歩いている地点が地雷原だと分かれば歩くの拒否するのと同じ理由だ。ここは、確かに救助した一般市民たちが不安材料になるが、高城の親父さんの組織は、右翼団体と言うよりは軍隊みたいに統率がはっきりとしているため、組織としての機能は現在のところ失われていない。あのような高潔の人物が長である組織なら、安全であるとタカトさんが判断するのも理解は出来る。

こうして、俺達のグループの方針は決まった。近所に住んでいる親の安全を確認して、無事であれば高城の屋敷に戻り、合流して共に行動する。もし、小室と宮本が期限を過ぎれば、非常な手段だが、二人と共に行動した人間を見捨てるという方針となった。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ