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MS Operative Theory
MS戦術解説
高高度迎撃と高空からの攻撃
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な運用という側面が強かったため、ザンネック以降、対地攻撃を目的とした起動兵器が開発されることは無かった。


??高高度からの対地攻撃??

 高高度からの対地攻撃を目的とするMSやMAは、宇宙から大気圏へと再突入して攻撃を行うタイプが多く、これが高高度爆撃機との違いとなっている。対空兵器や迎撃機の攻撃が届かない高高度からの攻撃、もしくは対応できない速度で突入するため、阻止が極めて困難である。

@大気圏上層への侵入

 敵に対し優位な攻撃位置につくため、宇宙から大気圏上層に突入する。機体によっては地上から視認できる高度まで降下するが、基本的には対空砲火が届かない高度を維持する。

A地上への攻撃

 対空砲火が届かない高度、もしくは発見されない最低高度を維持した後、長距離ビーム方などで対地攻撃を行う。高高度のため照準は正確でない場合が多いが、第一撃目は奇襲になりやすい。

B離脱

 高高度からの攻撃とはいえ、長時間の滞空は迎撃される可能性が高いため、攻撃終了後は戦域を離脱する。直接大気圏外へと上昇する場合と、大気圏内を飛行後、離脱する場合があるようだ。


??高高度目標への迎撃??

 高高度の飛行目標、または大気圏に再突入してくるMS、艦艇などを高空で迎撃する。大推力の可変機や増加ブースターを装備した機体、推力対重力比に優れる第五世代MSなどが可能な方法である。タイミングによっては、大気圏突入作業直後の目標を攻撃できるという利点も持つ。

@目標確認

 哨戒部隊や監視衛星などの情報により、大気圏に再突入あるいは高高度侵入を試みるターゲットを察知。目標はマッハ10以上の高速で移動することもあるため、情報には高い精度が求められる。

A出撃と上昇

 目標の予測コース(位置)に向かって出撃。目標は航空機では戦闘力を発揮しにくいほどの高高度にいる場合も多いため、ブースター等を用いた急速上昇が必要となる。

B攻撃と離脱

 目標を補足後、攻撃を行う。迎撃機はビーム兵器を持つ場合がほとんどなので、命中させれば撃破出来る可能性が高い。急速接近後に攻撃を行うため、一撃離脱に近い攻撃になる。



補足事項

??高高度からの対地攻撃の実例??

 大出力・超射程の火器と、宇宙と大気圏上層部を往来可能な大推力推進装置が必要となるため、高空対地攻撃が可能な起動兵器は数えるほどしかない。そのため、起動兵器による高高度からの対地攻撃が行われた例は少ない。

■U.C.0079 アプサラスUシミュレート

 実戦ではなく、アプサラスUのデータから地球連邦軍が行ったシミュレーション。大陸間弾道弾に似た軌道で大気圏に再突入したアプサラスは、軌道艦隊と防空火網を突破し、ジャブロー上空に
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