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学園黙示録ガンサバイバーウォーズ
第七話
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ョットガンとして作られているために、軍で採用しているアサルトライフル等の銃剣も装着できるようになっている。それに、徒歩で移動する場合は出来るかぎりは近接戦闘で片づけた方が得策だ。そのほうが音も出ないし、銃を撃つのは最終手段と、このメンバーは理解している。

「あと拳銃も渡しておく。いいか、有効射程距離は50メートルだが、拳銃は軽量で取り回しが安易だが、反動制御が難しいからしっかりと両手で握らないと、当てるのは難しいからな。拳銃は出来ればあんまりあてにするな。これはモスバーグの弾が切れた場合の最後の手段として使えよ。今から操作方法をモスバーグと並行して教えるからな」

俺は操作方法を小室に教える。その隣で俺と同じように、平野がタカトさんに銃の扱い方を教えている。

「MP5SD6は、サプレッサーが内装されている短機関銃で、かなり発射音を抑制できますけど、あまりあてにしないでくださいね。機関部の音や薬莢が地面に落ちた時の音は普通に響きますから。あと拳銃弾と同じ9mm口径で、反動は小さいですが、フルオートで撃つとかなり射線がぶれますので、普段はセミオートでお願いします。」

「わかったよ。それで、セミオートはどのように撃てば……」

「この左側にありますセレクターを操作して……」

平野の説明を受けて慣れない銃の操作を必死に覚えようとするタカトさん。それが自分の娘を助ける手段となれば高校生の平野が相手であろうと貪欲に覚えようとする姿勢に俺は好感を持てた。

それから野郎たちで操作を教えていくなかで、上で着替えていた女性陣達が戻ってきた。その格好は何とも野郎たちの気を引く色香を纏うものだった。宮本とありすちゃんは、そこまで劇的に変わってはいないが、他の女性陣達はかなり様変わりしていた。

まあ、服が破けていたり、<奴ら>の返り血で服が汚れていたりなどしていたしな。にしても、美人は何を着ても似合うとは、まさにこの事か。それより毒島は下着が見えそうで見えないギリギリのチョイスの服装で、何ともいえない格好だった。

「「あはははは……」」

「うふふふふ……」

笑うしかない。だって服装が変わって目の毒が近くにいるのに、どう反応していいかわからないのだから。

「なに?文句ある?」

「いや……」

宮本に言われて何ともいえない反応しか返せない小室。その後は、女性陣達もいれて銃の扱い方の講座を続けた。小室と同じ武器を使う宮本に俺が教えて、タカトさんと同じ短機関銃であるMP5SD6を使う高城に平野がレクチャーする。操作性を教えているが、撃って問題ないかは本人たちしだいとしか言えない。こればかりは、実際に撃って銃の特性を知ってもらうしかないからだ。

なお、現在の俺達の装備を纏めておく。

俺。タボールTAR21
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