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魔法少女リリカルなのはStrikerS Dの戦士/JS事件
プロローグ
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三人称side

「――よろしいのですか?ドクター…?彼を目覚めさせても?」

「構わないさ。どちらにせよ、彼を目覚めさせなければ計画は進まない。
それに…これは彼も了承済みだ」

白衣を着た男性と女性が研究所のような場所で会話する。
その男女の前にはポッドのようなものがあり…
そのポッドの中には青年と液体が入っていた。

「そうなのですか?ドクター」

「ああ、彼はシステムエラーが起こらないように凍結しろ。と私に言ってきたのだ。
計画に支障を出す訳にはいかない。とも言ってきたね。…さて…そろそろかな」

ドクターと呼ばれた男性は画面を弄り、ポッドから液体を出す。
するとそのポッドの中にいた青年が目を覚ます。

「………ドクター…?」

「あぁ、久しぶり。と言おうかな?タイプゼロ・ナンバーゼロ」

ポッドから青年は出る。
そして男性の方を向き…質問する

「僕を目覚めさせた…という事は計画は次の段階へ?」

「その通りだよ。とりあえずそこにあるスーツを着たまえ」

男性は指を指す。そこには少し過激に見える水着のようなスーツが置いてあった。

「了解しました」

青年はスーツを着ながら…男性に質問する。

「ドクター。そう言えば…この前渡した設計図は?」

「ああ…あれかい?勿論完成させたさ。あれは君のISでもありデバイスでもあるからね」

「…感謝します」

男性は少し考える仕草をして…
青年に語り掛ける

「ふむ…そうだね。ゼロではありきたりすぎるな…よし。タイプゼロ。君はこれから…
『エイジ・S・トマリ』だ。」

「エイジ・S・トマリ?…それが僕の名ですか?」

「あぁ。ちなみにSはスカリエッティ(・・・・・・・)と言ってくれたまえ
早速だが…君にはやって貰いたいことがある。」

「やって貰いたいこと…ですか?」

「あぁ…それは――――――――…」













エイジside

「――ジ!エイ―!エイジ!起きな――!!」

聞き覚えのある声が聞こえた。

「起きなさいって言ってるでしょ!この馬鹿!!」

「あ痛ァ!?魔法の使用は許可なくしたら駄目だろ!?朝からなんだよ!?…ティアナ!!」

「なにもこうもないわよ!今日でしょ!機動六課の正式入隊!!」

「…ウェ!?な、なにを証拠にドンドコドーン!?」

「滑舌悪くなりすぎよ!あそこ!!見なさい!!」

ティアナにそう言われ。カレンダーと時計を交互に見る…

「……ウゾダドンドコドーン…徹夜続きでずっと寝てたらもうこんな時間…アイエエエ…」

「ほら!起きたならさっさと準備する!!良いわね!?」

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