暁 〜小説投稿サイト〜
伝説となった狩人達
十九人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
四話

[8]前話 [2]次話
やはり…

母親はほっとけなかった。


夜になると山へ行き、乳をやる。

今のガキなら泣けば貰えるおっぱいをよぉ…


一日一回…


いや…

二、三日開けなければならない日もあった。





ごめんね…ごめんね…





泣きながら母は乳をやり…

泣きながら父は生きてくれと願う。




一年…
そんな生活が続いた頃…

子供は消えたんだ。

歩けるようになってすぐにな。



親達は必死に捜したが…

見つかる事はなかった…
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ